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    2016年10大ニュース

    2016年海外の出来事

    1月

    <1>サウジアラビアとイランが断交

     サウジアラビアは3日、イランとの外交関係断絶を発表した。イスラム教スンニ派の盟主サウジがシーア派の法学者を処刑。シーア派の大国イランで抗議デモが暴徒化、サウジ大使館を襲撃したことに対抗した。

    <2>北朝鮮が初の「水爆実験」実施発表

     北朝鮮は6日、「初の水爆実験を実施した」と発表。核実験は通算4回目。北朝鮮は9月9日にも核実験を行ったほか、弾道ミサイルなどの発射を繰り返した。8月3日にはミサイルの弾頭が秋田県沖の排他的経済水域内に初めて落下した。

    <3>ロック歌手デビッド・ボウイさん死去

     英ロック歌手のデビッド・ボウイさんが10日、がんのため69歳で死去した。先鋭的なサウンドやファッションで世界のロック界に影響を与えた。

    <4>台湾総統選で蔡英文氏が当選

     台湾総統選で16日、最大野党・民進党の蔡英文ツァイインウェン主席が初当選した。女性総統の誕生は史上初。

    <5>米英仏独露中がイラン制裁解除を発表

     米英仏独露中の6か国は16日、対イラン制裁を解除すると発表した。イランが6か国との核合意に基づき、核計画を縮小したことを踏まえた措置。

    <6>中国経済25年ぶり低水準

     中国国家統計局が19日発表した2015年の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6・9%増で、天安門事件直後の1990年(3・9%増)以来、25年ぶりの低い伸び。

    2月

    <7>ジカ熱でWHOが緊急事態宣言

     世界保健機関(WHO)は1日、蚊が媒介する感染症「ジカ熱」について「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。11月18日に解除。

    <8>台湾南部の地震で死者約120人

     台湾で6日、南部の高雄市を震源とするマグニチュード6・6の地震が発生。台南市では16階建てビルが倒壊し、115人が死亡した。

    <9>重力波を初観測。米研究チーム発表

     米カリフォルニア工科大などの研究チームが11日、アインシュタインが存在を予言した「重力波」を初めて観測したと発表。ブラックホールが、13億年前に合体した時に起きた重力波とみられる。

    <10>ローマ法王とロシア正教会の総主教、1054年の分裂以降、初の会談

     カトリック教会のローマ法王フランシスコとロシア正教会のキリル総主教が12日、キューバの首都ハバナで会談した。1054年にキリスト教会が東西に分裂して以降、両教会トップの会談は初めて。

    3月

    <11>パリ同時テロ実行犯をベルギーで逮捕

     ベルギー捜査当局は18日、2015年11月のパリ同時テロの実行犯サラ・アブデスラム容疑者をブリュッセルで逮捕した。

    <12>オバマ米大統領がキューバ訪問

     オバマ米大統領は20日、2015年夏に国交を回復したキューバを、現職の米大統領として88年ぶりに訪問した。

    <13>ブリュッセルで空港・地下鉄同時テロ

     ベルギーの首都ブリュッセルで22日、国際空港と官庁街の地下鉄駅で大きな爆発が相次ぎ、32人が死亡、約340人が負傷。イスラム過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。

    <14>ミャンマー新政権発足。スー・チー氏は事実上トップの国家顧問に就任

     ミャンマーで30日、与党・国民民主連盟(NLD)による新政権が発足。軍主導の政権から歴史的な政権交代を果たした。党首のアウン・サン・スー・チー氏は国家顧問に就任した。

    4月

    <15>「パナマ文書」公開で各国に波紋

     パナマ拠点の法律事務所から流出した内部資料「パナマ文書」で、各国首脳らによるタックスヘイブン(租税回避地)を利用した不透明な金融取引の疑惑が浮上した。

    <16>韓国総選挙で与党惨敗

     13日に投開票された韓国国会(一院制)の総選挙で、保守系与党「セヌリ党」が過半数を割り込み、第2党に転落。野党「共に民主党」が第1党に。

    <17>エクアドルで大地震、死者660人

     エクアドルで16日、マグニチュード7・8の地震が発生。死者660人、負傷者も1万6000人を超えた。

    <18>ロック歌手のプリンスさん死去

     米国の人気ロック歌手、プリンスさんが21日、ミネソタ州の自宅で死亡しているのが見つかった。57歳だった。

    5月

    <19>36年ぶりに朝鮮労働党大会

     北朝鮮の首都平壌ピョンヤンで6~9日、36年ぶりの第7回朝鮮労働党大会が開かれた。金正恩キムジョンウン第1書記は新設ポストの「党委員長」就任が決まった。

    <20>エジプト航空機が地中海に墜落

     パリ発カイロ行きのエジプト航空機が19日、エジプト沖の地中海に墜落し、乗客乗員66人全員が死亡した。

    <21>タリバン最高指導者を殺害

     アフガニスタンの情報機関は22日、旧支配勢力タリバンの最高指導者マンスール師が米軍空爆で死亡したと発表した。

    6月

    <22>ボクシング元王者モハメド・アリさん死去

     人種差別とも闘ったプロボクシングの元ヘビー級世界王者、モハメド・アリ氏が3日、米アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。74歳だった。

    <23>ペルー大統領選、フジモリ氏長女敗北

     5日に行われたペルー大統領選決選投票の結果が9日判明し、元首相のペドロ・クチンスキー氏が勝利。フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏は僅差で敗れた。

    <24>米フロリダで銃乱射、49人死亡

     米南部フロリダ州オーランドで12日、同性愛者が通うナイトクラブで男が自動小銃を乱射、銃撃事件では米史上最多の49人が死亡した。

    <25>英国民投票で「EU離脱」過半数

     欧州連合(EU)に残留すべきか離脱すべきかを問う英国民投票は24日、離脱支持が過半数に達した。残留を訴えたキャメロン首相は辞任を表明。1993年に発足したEUは大きな転換点を迎えた。

    <26>トルコの空港で爆弾テロ、44人死亡

     トルコ・イスタンブールの国際空港で28日、爆弾テロがあり、44人が死亡。治安当局は、イスラム過激派組織「イスラム国」によるテロとみて、ロシア人を含む20人以上を拘束した。

    <27>フィリピン大統領にドゥテルテ氏就任

     5月のフィリピン大統領選で当選した南部ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏が30日、第16代大統領に就任。「犯罪者は殺す」と述べたり、オバマ米大統領をののしったりするなど過激発言を重ね、物議を醸した。

    7月

    <28>米ダラスで男が警官5人を射殺

     米南部テキサス州ダラスで7日、警官が狙撃され、5人が死亡した。容疑者はアフリカ系の元軍人の男で、立てこもった末、警察がロボットを使った爆発物で殺害された。

    <29>仲裁裁、南シナ海の中国主権認めず

     南シナ海における中国の主権主張は国連海洋法条約に違反するなどとしてフィリピンが提訴した仲裁裁判で、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、南シナ海をほぼ囲む境界線「九段線」は「歴史的な権利を主張する法的根拠はない」などとする判決を出した。南シナ海を巡る中国の主張に、国際法に基づく判断が示されたのは初めて。

    <30>英メイ新首相就任

     欧州連合(EU)離脱を決めた英国で13日、与党・保守党党首のテリーザ・メイ氏が新首相に就任した。英国の女性首相はマーガレット・サッチャー元首相以来26年ぶり2人目。

    <31>仏でトラック突入テロ、85人死亡

     フランス南部ニースで14日、革命記念日を祝う群衆に大型トラックが突っ込み、85人が死亡。射殺された運転手のチュニジア系移民の男は、イスラム過激思想に傾倒したとみられる。

    <32>トルコで軍の一部がクーデター未遂

     トルコで15日、軍の一部がクーデターを企てた。エルドアン大統領は16日に鎮圧を宣言し、政敵の宗教指導者フェトフッラー・ギュレン師の一派が黒幕と断定。停職や解雇となった公務員は10万人に達した。

    <33>ロシアの国主導でのドーピング認定

     世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームは18日、2014年ソチ冬季五輪・パラリンピックで、ロシアが国主導でドーピング不正を行っていたと認定した。

    <34>独で銃乱射などテロ相次ぐ

     ドイツ南部ミュンヘンの大型商業施設で22日、男が銃を乱射し、9人が死亡。独南部では18日、列車内でアフガニスタン出身の少年が刃物で乗客を切りつけ、24日には野外音楽祭会場近くで難民申請を却下されたシリア人が自爆するなど、テロが相次いだ。

    8月

    <35>北朝鮮外交官らの亡命相次ぐ

     韓国政府が17日、北朝鮮のテ・ヨンホ駐英公使が妻子とともに韓国に亡命したと発表するなど、北朝鮮エリート層の脱北や亡命が相次いで判明した。

    <36>イタリア中部で大地震。死者約300人

     イタリア中部で24日、マグニチュード6・2の地震が発生。伝統的な石造りの建物が多数崩壊し、死者は約300人に上った。

    <37>コロンビア和平合意、サントス大統領にノーベル平和賞

     南米コロンビアの政府と、中南米最大の左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)が24日、和平で最終合意したと発表。合意の賛否を問う国民投票では僅差で否決され、11月24日、新和平案に署名。ノーベル賞委員会は10月7日、ノーベル平和賞をコロンビアのサントス大統領に授与すると発表した。

    <38>ブラジル・ルセフ大統領が弾劾で失職

     ブラジルのルセフ大統領(停職)は31日、上院に設置された弾劾法廷での罷免投票の結果、失職。2014年に財政悪化を隠すため政府会計を不正操作したとして弾劾に問われた。

    9月

    <39>ニューヨーク中心部の路上で爆発、約30人重軽傷

     米ニューヨーク・マンハッタンで17日、爆発があり、約30人が重軽傷を負った。隣接するニュージャージー州でもゴミ箱が爆発。これらに関与したとしてアフガニスタン出身で米国籍の男が起訴された。

    <40>イスラエルのペレス前大統領死去

     中東和平推進に尽力し、1994年にノーベル平和賞を受賞したイスラエルのシモン・ペレス前大統領が28日死去。93歳だった。

    <41>マレー機撃墜のミサイル、親露派地域で発射。共同捜査団報告書

     ウクライナ東部で2014年に撃墜されたマレーシア航空機を巡り、オランダ検察など5か国の共同捜査団が28日、同機を撃墜したミサイルが「ロシアからウクライナ東部に運び込まれ、親露派の武装集団の支配地域から発射された」とする中間報告書を公表。

    10月

    <42>シリア北部アレッポ空爆、内戦泥沼化

     内戦が続くシリアを巡り、米露は2月、5月、9月に停戦に合意したが、いずれも守られず、内戦が泥沼化。北部アレッポへの空爆が激化し、市民の食糧や医薬品が欠乏するなど人道危機に。

    <43>ノーベル文学賞にボブ・ディランさん

     13日、今年のノーベル文学賞に米国の歌手ボブ・ディランさんが選ばれた。ミュージシャンの同賞受賞は初。12月の授賞式は欠席し、来春にもスウェーデンのストックホルムで記念講演を行う見通し。

    <44>次期国連事務総長にグテレス氏選出

     国連総会は13日、今年末で任期が切れる潘基文パンギムン事務総長の後任に、ポルトガル元首相で前国連難民高等弁務官のアントニオ・グテレス氏を任命した。

    <45>タイのプミポン国王死去

     タイ王室庁は13日、プミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)が死去したと発表した。88歳だった。在位期間は70年で、存命する世界の君主の中で最長だった。

    <46>イラク軍が「イスラム国」拠点のモスル奪還作戦開始

     イラク軍は17日、イスラム過激派組織「イスラム国」がイラク国内の中心拠点としている北部モスルの奪還に向けた大規模な軍事作戦を開始。

    <47>韓国ロッテ創業者らを在宅起訴

     ソウル中央地検は19日、韓国ロッテグループの創業者の重光武雄(韓国名・辛格浩)総括会長、次男の昭夫(同・辛東彬)会長、長男の宏之(同・辛東主)前ロッテホールディングス(HD、東京)副会長らを脱税や背任罪などで在宅起訴した。

    <48>韓国・朴大統領、友人女性の国政介入疑惑で窮地に

     韓国の朴槿恵パククネ大統領は25日、私人の友人女性に政府の非公開文書などを事前に見せていたことを認めて謝罪した。この国政介入疑惑を巡り、韓国検察は友人女性や朴氏の前秘書官らを逮捕・起訴し、朴氏の「共謀」も認定。韓国内で大統領の辞任を求める声が噴出。朴氏は任期満了前に退く意向を示した。

    <49>中国、習近平氏「核心」に。1強体制加速

     中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第6回総会(6中総会)は27日、習近平シージンピン総書記(国家主席)を初めて、党指導者として別格の存在であることを示す「核心」と位置付ける声明を採択した。

    11月

    <50>米大リーグ、カブスが108年ぶり制覇

     米大リーグ・ワールドシリーズでシカゴ・カブスが2日の試合で108年ぶりの優勝を決めた。ヤギを連れたファンの入場を断ったことに始まる「ヤギの呪い」が解けたと話題に。

    <51>米大統領選でトランプ氏勝利

     米大統領選が8日、投開票され、公職経験が全くない共和党候補のドナルド・トランプ氏が、民主党候補で米国初の女性大統領を目指したヒラリー・クリントン氏を破り、当選。来年1月に第45代大統領に就任する。

    <52>キューバのカストロ前議長死去

     キューバ革命で社会主義体制を確立し、約半世紀にわたって最高指導者として君臨したフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、90歳で死去した。

    <53>安保理、新たな北朝鮮制裁決議採択

     国連安全保障理事会は30日、北朝鮮の5回目の核実験を受けた新たな制裁決議案を採択。北朝鮮の主要な資金源の石炭輸出に上限額・量を設けるなど、資金流入を遮断する内容となった。

    2016年12月02日 11時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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