雅子さま お誕生日に際してのご感想(全文)
![]() パズルをされる皇太子ご一家(2日、東宮御所で)=宮内庁提供
この1月には、阪神・淡路大震災15周年追悼式典に出席するため、神戸市を訪れる機会がありました。その折には、15年前の大震災当時の大変な状況やその後の復興の道のりを思い起こし、深い感慨に包まれました。同時に、今なお癒えることのない傷に苦しんでおられる方々のことを思うと、とても心が痛みます。阪神・淡路大震災をはじめ様々な災害で被災されたり、あるいは、その他の状況においてご苦労を重ねておられる方々のことを心にとどめ、国民の皆様の幸せをいつもお祈りしていたいと思います。 愛子の学校のことでは、多くの方々にご心配をいただいていることと思います。私自身、愛子が以前のように安心して学校生活を送ることができるように、皇太子殿下とご相談をしながら、親として何をしてあげられるのか考え、歩んでまいりました。この何か月かの間は、学校の先生方のご理解をいただいて愛子の通学の付き添いを続けておりますが、幸い最近では、愛子が学校で過ごす時間もだいぶ長くなり、お友達と楽しそうに過ごしている姿に安堵(あんど)しております。これからも引き続き、学校の先生方ともよくご相談しながら一歩一歩進んでいくことができればと思っております。 このような中にあって、天皇、皇后両陛下には、お心遣いをいただきながら温かくお見守りいただいておりますこと、そして、皇太子殿下には常に傍らでお支えいただいておりますことに心より感謝申し上げます。また、国民の皆様から日頃よりお寄せいただいている温かいお気持ちにこの機会に厚くお礼を申し上げたいと思います。 東宮職医師団の見解![]() 愛犬の「由莉」、この夏から飼い始めた猫とともに、ほほ笑まれる皇太子ご一家(2日、東宮御所で)=宮内庁提供
皇太子妃殿下のご病状についての東宮職医師団の見解は、基本的には、今年2月に発表しました見解と同じであり、引き続き着実にご快復(かいふく)されてきてはおられますが、今なお心身の状態の波は続いていらっしゃいます。 そうしたなか、妃殿下におかれましては、愛子内親王殿下のご通学へのお付き添いをなされるとともに、愛子内親王殿下のお気持ちによく耳を傾けられ、皇太子殿下とご相談になりながら、学校関係者と話しあわれ、様々に工夫されて愛子内親王殿下を支えられ、折々の出来事にも的確に対応してこられていらっしゃいます。 ご病状の不安定さが残る中で、妃殿下は、愛子内親王殿下が安心してご通学になれる環境作りに向けて非常に努力され、多くの時間とエネルギーを注いでいらっしゃいます。それだけに、その他のご活動は、公的な色彩のあるものを含めて、限られたものにならざるを得ない状況にあります。国民の皆様には、こうした現状をご理解いただき、これまでと同じく長い目で温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。 【関連記事】2010年2月に発表された東宮職医師団の見解(2010年12月9日  読売新聞)
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