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    歴史

    大河ドラマ「真田丸」の舞台はここだ!(1上)…「上田城」

    城郭ライター・萩原 さちこ

     「(バサッ=鉄扇を振り下ろす音)さなだっ(ドドン!=太鼓の音)、じゅうゆうしっ!(パシャ=カメラの音)(再びドドン!)」。10月下旬、長野県上田市の上田城。正門( 東虎口 ( ひがしこぐち ) 櫓門 ( やぐらもん ) )の前で武将の格好をした人たちがこんな掛け声をかけつつ、次々に訪れる観光客と一緒に写真を撮っていた。「 信州上田おもてなし武将隊(上田観光コンベンション協会) 」のサービスだ。城内には「真田神社」もある。そう、ここは2016年NHK大河ドラマで真田信繁(幸村)が主人公となる「真田丸」(堺雅人主演、三谷幸喜脚本)のゆかりの地。ところで、「真田丸」とはなんだろう。そして真田氏は、どんな城でどんな戦いをしていたのだろうか。城郭ライターの萩原さちこさんに解説してもらうことにしよう。

     大河ドラマのタイトルでもある「真田丸」とは、1614年(慶長19年)の「大坂冬の陣(※)」において真田信繁が大坂城の南側に築いた(とりで)のことです。真田丸に陣取り徳川軍を迎撃した信繁率いる真田軍は、兵力差で圧倒的に劣りながら徳川軍に大打撃を与えたといわれます。真田丸は真田家の築城・攻城経験の賜物(たまもの)でもあるといえる軍事要塞。戦国時代最後の戦いの舞台として、大河ドラマでどのように描かれるかも注目されています。

     今回は、大河ドラマにも登場するであろう2つの城、真田氏の居城・上田城と大坂城の真田丸を取り上げます。城をめぐる真田の熱き戦いと、真田らしさを実感できる城の鑑賞ポイントをご紹介しましょう。

    ※「大坂冬の陣」 1600年(慶長5年)「関ヶ原合戦」の14年後、徳川家康が豊臣秀頼のいる大坂城を攻撃した戦い。一度は和睦するも、翌年の「大坂夏の陣」で再び徳川氏が挙兵し、豊臣氏を滅亡させた。

     

     

    2015年12月09日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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