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    どうぶつ

    あなたの愛犬も避けられない~高齢犬介護の基礎知識

    人とペットの共生環境研究所所長 中塚圭子
     ありふれた日常の中で、いつもそばにいてくれた愛犬。散歩にいったり、旅行に連れて行ったり、悲しいことや悔しいことがあった日も、愛犬はあなたを慰めてくれる。その大事な家族もやがて年を取り、体が不自由になり、この世から去っていく日がやってくる。高齢になった愛犬をどうやって介護すれば良いのだろうか。「人とペットの共生環境研究所」所長で、犬のしつけや介護に詳しい中塚圭子さんに解説してもらう。

    老いのサインを見逃さない

    • あなたの愛犬も年を取っていきます(写真はイメージです)
      あなたの愛犬も年を取っていきます(写真はイメージです)

     一般社団法人ペットフード協会(東京)の調べによると、2015年の犬の飼育頭数は約991万7000頭。そのうち7歳を超えた高齢犬の割合は54.6%で、年々増加傾向にあります。また、室内飼いや獣医療の普及などにより、犬の平均寿命は14.85歳(同調査)と延びています。

     寿命が延びても、犬の臓器が正常に機能するのは6歳までという説もあり、それ以降は老化して体に支障が出てくるのは当然です。さらに老化が進み介護の必要性が出てくるのは、大型犬では9歳、中型犬は10歳、小型犬11歳くらいからというのが現状です。

     では、愛犬が該当年齢に達したらどうしたらいいのでしょうか。まずは、飼い主が普段から愛犬の様子をよく観察することが大切です。

     よく「老いは足から」と言いますが、犬も人間と同様に足腰から弱ってきます。そして年齢とともに体形にも変化が出てきます。

     以下の項目で、愛犬が当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。

    ・ 散歩中に立ち止まったりする
    ・ ソファに飛び乗れなくなる
    ・ 階段を嫌がる
    ・ フローリングの床などで滑って歩きにくそう
    ・ 首や肩が下がっていて、ピンとしていた尻尾が垂れている
    ・ 目の白濁や口臭があったり、毛ヅヤがよくない
    ・ 排泄に失敗する
    ・ 食べ物に対する執着が強くなる
    ・ ぐるぐると回り歩きをする

     これらの変化が見え始めたら、老化のサインです。では、飼い主はどうしたらいいのでしょうか。

    2016年07月19日 12時13分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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