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    生活

    「こんなはずじゃなかった」セミリタイアの落とし穴

    社会保険労務士 田北百樹子
     定年前に自らの意思で会社を退職する「セミリタイア」(早期リタイア)。会社の枠組みから解放され、悠々自適な暮らしを夢見たことは、サラリーマンなら誰でも一度はあるのでは? しかし、夢のような自由人生活を楽しむには、それ相応の元手と覚悟が必要です。それでも予期せぬ展開に動転し、セミリタイアしたことを後悔する人は少なくありません。セミリタイア事情に詳しい社会保険労務士の田北百樹子さんが、相談を受けた3人のエピソードを紹介します。

    悠々自適 夢のような第二の人生

     「セミリタイア」。ここでは、資産や収入源を確保し、定年前に会社を辞め、海外移住したり、田舎で菜園を持ったり、のんびりとマイペースで暮らすという意味で使っています。

     会社勤めをしている方の多くは「定年前に退職なんて大それたことはできない」と考えると思いますが、世の中を見回すと、セミリタイアした方がちらほらと見受けられます。

     もちろん、「どれくらい資産があればよいか」「生活水準をどこまで下げるか」など、事前に考えなければならないことが山のようにあります。それでも、通勤地獄や会社の煩わしい人間関係から解放され、ノルマがなくなり、目覚まし時計で起きなくてよい人生を送れるなら……。

     会社という枠組みから外れ、悠々と暮らしている方は何ともうらやましいもの。しかし、セミリタイアしようと思ったことを、今となっては後悔している方がいるのは紛れもない事実です。きちんと調べて行動に移したはずなのに、どこに問題があったのでしょう?

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    2016年10月29日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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