文字サイズ
    地方

    「京都ぎらい」もとりこにする恐るべき京都の戦略

    PRプロデューサー 殿村美樹
     11月に入り、秋も深まるにつれ、紅葉が気になる季節。紅葉の名所……「そうだ!京都行こう」などと考えている人も多いはず。大本山東福寺、北野天満宮、大覚寺といった、見どころがたくさんあるこの時期の京都はとくに人気だ。毎年この時期になると、女性誌などでは京都特集が組まれるが、今年はどうも様子が違うらしい。京都府出身で地方のPRに詳しい殿村美樹氏が、人気観光地「京都」の恐るべきPR戦略を解説する。

    女性誌から消えた「京都」

     間もなく紅葉シーズン。この季節になると毎年、女性誌はこぞって京都の紅葉特集を組んでいるはず……と書店をのぞいて驚きました。女性誌の表紙に「京都」の2文字が見当たらないのです。

     特に熟年女性誌を代表する「家庭画報」と「婦人画報」に「秋の京都特集」がないことにビックリ!

     ちなみに、今秋のラインアップをみてみると、「家庭画報」の特集テーマは「ハワイ」(9月号)「銀座」(10月号)「美術館」(11月号)。「婦人画報」は「日本のスウィーツ」(9月号)「夢のお弁当」(10月号)「銀座」(11月号)といった具合なのです。

     これらの女性誌から京都特集が消えることには特別な意味があります。

     1970年から80年代に「アンノン族」と呼ばれた世代が、今、熟年になっていて、ずっと京都への旅をけん引しているからです。だからこそ熟年女性誌は「京都特集」を頻繁に組んでいたはずです。「京都」の、それも「紅葉の京都」は定番中の定番でした。

     なのに、今秋、「京都」は消えたのです。

     これって、実は大変な事態なのではないでしょうか?

    【あわせて読みたい】
    イラッとするNHK大河「真田丸」で自分を磨く方法
    やっぱり茨城が最下位!魅力度ランキングに物申す
    企業PR?NHK朝ドラが女性実業家ばかりのワケ

    2016年11月07日 12時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP
    プレゼントなど特典が満載! 読売ID登録(無料)はこちら