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    芸能

    「君の名は。」200億円突破のワケ

    読売新聞調査研究本部主任研究員 福永聖二
     映画「君の名は。」の快進撃が止まらない。ついに宮崎駿監督作品「もののけ姫」(1997年)、「ハウルの動く城」(2004年)を興行収入(興収)で抜き去って200億円を突破した。日本で公開された映画の歴代5位、邦画に限ると「千と千尋の神隠し」(01年)に次ぐ歴代2位に躍り出た。映画記者歴23年、読売新聞調査研究本部主任研究員の福永聖二が大ヒットの秘密を読み解く。

    記録的大ヒットに製作側も驚き

    • (c)2016「君の名は。」製作委員会
      (c)2016「君の名は。」製作委員会

     新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」は、東京に住む男子高校生と、地方の山村に住む女子高校生が、夢の中で入れ替わってしまう物語だ。彗星(すいせい)が地球に近づく中で、実際にはなかなか出会えない2人の思いが、SFファンタジーとして描かれている。

     魅力的なのは、物語だけではない。ロックバンドのRADWIMPS(ラッドウインプス)による音楽は、疾走感あふれる爽やかな印象で心に響いてくる。映画のほか、新海監督自身が書き下ろし、6月に発売された「小説 君の名は。」(角川文庫)も135万部のミリオンセラーを記録した。この小説や公式ビジュアルガイドを含む関連書籍7冊の売り上げは計250万部を突破した。RADWIMPSのサウンドトラックも大ヒットが続く。映画収録曲を含む11月発売の新作アルバム「人間開花」も、ヒットチャートのトップに立っている。

     記録的な大ヒットを続けていることについて、実は製作側も驚きの表情を見せている。

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    2016年12月08日 11時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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