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    DeNAサイト休止…情報汚染は食い止められるか

    ジャーナリスト・法政大学准教授 藤代裕之
     IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の医療系キュレーションサイト(情報まとめサイト)「WELQ(ウェルク)」で誤情報や他サイトからの無断転用などが発覚した問題は、同社が運営する全10サイトの公開を中止し、守安功社長が謝罪会見を開く事態に発展した。ジャーナリストで法政大学社会学部准教授(ジャーナリズム論・ソーシャルメディア論)の藤代裕之氏が、浮き彫りになったネット情報社会の問題点を論じる。

    メディアリテラシーでは対抗できない

     ウェルクの問題は、著作権法や医薬品医療機器法に抵触するという法的な側面にとどまらない。不確実な情報にネットが「汚染」されているのは、キュレーションサイトだけではないからだ。影響力が高まるネット情報の信頼性を誰が担保するのかは大きな問題だ。

    • ウェルクの問題で謝罪会見を開いたDeNAの守安功社長(中央)ら(12月7日)
      ウェルクの問題で謝罪会見を開いたDeNAの守安功社長(中央)ら(12月7日)

     7日に行われたDeNAの記者会見。夫のがん闘病を支えるという理由で社長を退任した創業者の南場智子会長は「家族の闘病が始まった時にインターネットの情報も徹底的に調べたが、役に立たず、『がんに効くきのこ』というような信頼できない話も出ていた」と述べた。その南場会長が率いるDeNAが展開していた医療系サイトに、肩こりの原因を幽霊に求めるような非科学的な情報が並んでいたのだ。

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    2016年12月12日 12時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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