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    生活

    片づかない実家…こんなはずじゃなかった大掃除の失敗

    実家片づけアドバイザー 渡部亜矢
     実家に帰省する機会も多い年末年始。きょうだいや親戚が集まるこの時期は、老親の暮らす実家を見直すいい機会だ。だれも着なくなった衣類が散乱していたり、使わなくなった食器や家具が増えていたり、片づかない実家はゴミ屋敷化のサイン。いなかでのんびり……という前に、今度こそ実家の片づけに切り込んでみては。実家片づけアドバイザーとして講演活動などを行っている渡部亜矢さんが、相談事例などをもとに失敗しない帰省前の準備をアドバイスする。

    【間違い1】張り切りすぎて……

    • (画像はイメージ)
      (画像はイメージ)

     都内の金融機関に勤めるAさん(46)。昨年暮れ、妻と小学生の2人の子どもを連れ、北陸地方の実家に帰省したときのことです。実家には、父(76)と母(75)が2人で暮らしています。

     Aさんは、昨年8月に帰省した際、大量の衣類や靴が散乱し、棚からあふれるほどの食器が気になっていました。「今度、年末に帰省するときは、みんなで実家を大掃除しよう」と張り切っていました。

     自宅近くのホームセンターで組み立て式の棚や収納ボックスを10セットも購入。バケツ、ハンガー、タワシ、洗剤なども数種類そろえました。マイカーの荷台に載せていけばいいと大型のジェット噴射式の洗浄機も奮発しました。両親に収納ボックスの組み立て方を教え、洗浄機の使い方もやって見せました。

     Aさんは、「これで洋服や靴も十分収納できるし、水回りや玄関も掃除しやすくなる」と高をくくっていたそうです。

     ところが、今年のお盆に帰省した際、せっかく買いそろえた棚や収納ボックスの大半がダンボールに入ったまま。ハイテクの洗浄機もほこりをかぶって、かえって使わない荷物を増やしてしまったと肩を落としていました。

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    2016年12月16日 08時56分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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