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    受験生必読! 「東ロボくん」に学ぶ成績向上のワザ

    読売新聞調査研究本部主任研究員 芝田裕一
     東京大学合格を目指す人工知能(AI)「東ロボくん」が、大学入試センター試験の模擬試験を受験した結果、明治大学や立命館大学などと同レベルの有名私立大学で「A判定」を獲得した。2013年度以来、4回目の挑戦で手に入れた堂々の好成績だが、来年度以降のセンター模試受験は見送られ、東大入試への挑戦は事実上断念することが発表された。本格的な受験シーズンを目前に控えた今、東ロボくんの「挑戦」と「進路変更」から現役の受験生が学ぶべきものは何か――。人工知能の研究者たちを取材してきた芝田裕一・読売新聞調査研究本部主任研究員が、あすの試験にも生かせる知恵を考察する。

    センター模試受け、MARCHで「A判定」

    • 「東ロボくん」がめざした東大(赤門)
      「東ロボくん」がめざした東大(赤門)

     東ロボくんは、国立情報学研究所(NII)が推進するプロジェクト「ロボットは東大に入れるか」で開発されている人工知能の愛称だ。

     プロジェクトの目的は、試験問題を電子化して入力すると、高い確率で正答を導き出す人工知能、ひらたく言えばコンピューターのソフトウェアを作り上げることにある。東ロボくんの「頭」の中には、過去の入試問題、各出版社の教科書、ウィキペディア、各種辞書などが入っていて、これらの知識を利用しながら入試問題の答えを求めていく仕組みだ。

     都内で11月中旬に行われた成果報告会によると、東ロボくんは今年も大学入試センター試験の模試(ベネッセコーポレーション「進研模試・総合学力マーク模試」=マークシート方式)と東大2次試験の模試(代々木ゼミナール「東大入試プレ」=論述式)を受けた。

     センター模試で東ロボくんは、東大文科の受験に必要な5教科8科目を選択し、525点(950点満点)の成績を上げ、偏差値は57.1だった。東大の1次選抜を突破するのは難しいが、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)といった難関私立大学の一部で、「合格可能性が80%以上」のA判定が出た。

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    2016年12月19日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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