<速報> 西室泰三氏死去、81歳…東芝・日本郵政で社長
    文字サイズ
    教育

    来たれ女子受験生!東大は国立医学部に勝てるか

    駿台進学情報センター 石原 賢一
     東大が女子学生に家賃を補助する――。あの東京大学が女子受験生を集めるために本気を出し始めたというニュースに、驚いた人も少なくないだろう。女子の成績上位層は、東大ではなく国立大医学部の志望に流れているという。その背景と東大が取り組むべき課題を駿台進学情報センターの石原賢一氏に解説してもらった。

    女子の人気、国立医学部が圧倒

    • 東大が「女子獲得」に本気を出し始めた(画像はイメージ)
      東大が「女子獲得」に本気を出し始めた(画像はイメージ)

     東大が2017年度入学生から女子学生に限って、1、2年生が通う駒場キャンパスまでの通学時間が90分以上の場合、キャンパスの近くにマンションなどの住まいを確保し、月額3万円の支援を行うと発表したことが話題になっている。男子学生に対する逆差別ではないかという声も聞こえる中で、「どうしても女子学生を獲得したい」という東大の強い決意が感じられる施策だともいえる。

     東大が受験生獲得に力を入れる、ということを意外に受け止めた人も少なくないだろう。

     表1は、いわゆる旧帝大といわれる難関国立大学の、2016年度入試における一般選抜試験での入学者の女子占有率を示したものである。

     これを見ると、2割を切っているのは東大のみで、阪大、名大は3割を超えており、北大も3割に迫っている。かつての大阪外国語大を統合してできた外国語学部をもつ阪大は特別な例としても、東大の次に女子占有率が低い京大と比較してさえ2.4ポイントの差がついている。

     一方で、表2は医学部医学科(以下「医学部」と表記)、特に地域医療を担う医師を養成する目的で1970年代に設立された地方大学医学部について、一般選抜試験での入学者の女子占有率を示したものだ。

     これを見ると、佐賀大、浜松医科大、愛媛大では女子占有率は4割を超えており、表2に示した中で最も低い富山大でも3割近い数値となっている。実際の入学者には、これに加えて一般的に女子比率が高いとされる特別選抜(推薦入試・AO入試)による入学者が加わるため、全体としての女子占有率はもっと高くなる。

    【あわせて読みたい】
    ・日給12万円!私が「ドクターX」になったワケ
    ・中国人エリートに東大も一流企業も食い尽くされる!?(前編)
    ・高スペック男、結婚できない4つの理由
    ・ケチくさい?お金持ちになれるたった2つの習慣

    2016年12月25日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP