<速報> 三遊亭円歌さん死去、85歳…落語協会最高顧問
    文字サイズ
    医療

    ネットでの正しい医療情報の集め方

    読売新聞調査研究本部主任研究員 田中秀一
     病気になった時、治療法や病院などの医療情報を集めるには、インターネットは欠かせない手段となっている。だが、IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」が誤った情報の掲載や無断転用を繰り返していた問題は、ネット情報の陰の部分を浮き彫りにした。おびただしい数の医療関連サイトから、正しい情報を選ぶにはどうすればよいのだろうか。本紙連載「医療ルネサンス」を長く担当した読売新聞調査研究本部の田中秀一主任研究員が、専門記者の目で読み解く。

    9割が「ネットで情報収集」

    • ウェルクの問題で謝罪会見を開いたDeNAの守安功社長(中央)ら(12月7日)
      ウェルクの問題で謝罪会見を開いたDeNAの守安功社長(中央)ら(12月7日)

     グーグルやヤフーを使って、病名や症状、病院の情報を調べた経験は、誰しもお持ちだろう。実際、多くの患者や家族が医療情報を探す際にインターネットを利用している。例えば、国立がん研究センター中央病院が2013年にネット上で行った調査では、がんになった時、どこから情報を集めるか尋ねたところ、回答した568人のうち9割が「インターネット」と答えた。かつて「家庭の医学」などの本で調べていた頃とは、大きく様変わりした。

     DeNAは、日焼けの対処方法について「濡れタオルで冷やす」と記述するなど、根拠のない情報を多数載せていた。大学生や主婦らアルバイトのライターを使い、ネット上の文章を寄せ集めて切り貼りするという悪質さで、利用者の信頼を裏切った。問題は、DeNAのサイトが閉鎖されても、質の低いウェブサイトが依然として多いことだ。

    【あわせて読みたい】
    DeNAサイト休止…情報汚染は食い止められるか
    DeNAサイト休止、ネット検索の“盲点”とは
    ネットの悪質デマにだまされないための2つのポイント
    時給4万円!それでも医師が嫌がる健康サイトの監修

    2016年12月27日 11時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP