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    スポーツ

    箱根駅伝…距離が変わった新4区・5区を検証する

    読売新聞編集委員 三宅宏
     第93回箱根駅伝は青山学院大の3連覇で幕を閉じた。今大会で注目されたのは、12大会ぶりに、4区と5区の区間距離が変更されたことだ。4区は18.5キロから2.4キロ延びて20.9キロになり、全10区間から10キロ台の「スピード重視区間」が消えた。一方、23.2キロだった山登りの5区は20.8キロに縮まり、最長区間の座を2区と9区(23.1キロ)に譲った。2005年大会とほぼ同じに戻った今回の距離変更はレースにどう影響したのか。データをもとに検証する。

    変更部分は長い上り坂

    • 5区を区間8位で走り、往路優勝のテープを切る青山学院大の貞永隆佑(2017年1月2日、竹田津敦史撮影)
      5区を区間8位で走り、往路優勝のテープを切る青山学院大の貞永隆佑(2017年1月2日、竹田津敦史撮影)

     今回の距離変更で重要なことは、旧5区から新4区に移った2.4キロ部分がダラダラとした上り坂であるということだ。

     5区の選手なら、本格的な山登りの前の助走区間として、軽やかに走ることができる。しかし、山岳対応の練習をしていない4区の選手にとって、最後の最後に待ち受けている長い上り坂はかなりきつい。距離が増減した分、4区の区間タイムは前回より落ち、5区のタイムが上がるのは当然だが、新4区ではラストスパートが利きづらいため、4区と5区の合計タイムは前回より悪くなると想定されていた。

     ちなみに、この2.4キロ部分に住んでいる駅伝ファンに聞いたところでは、見る側の意見はきれいに二つに分かれた。

     「5区がいい。山登りのスター選手が勢いよく飛び出していくのを見たい」

     「4区がいい。へとへとになっている選手を声援で後押ししてあげたい」

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    2017年01月05日 11時36分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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