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    生活

    「無料点検」に注意! 悪質リフォーム撃退4か条

    不動産コンサルタント 長嶋修
     悪質業者による住宅リフォームの被害が後を絶たない。公益財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」のまとめによると、2015年度のリフォームに関する相談件数は9852件で前年度より6%増えた。「不安をあおり、必要のない工事を無理やり行う」「見積書の内容よりグレードの低い工事をする」など、手口は様々。特に最近は、古い一戸建てに住む高齢者を狙った例が目立っている。だまされないために気をつけるべきポイントを不動産コンサルタントの長嶋修さんにまとめてもらった。

    必要のない耐震器具があちこちに

    • 「地震が来たら家が崩れる」と言われて耐震補強をしてもらったが、金具がきちんと取り付けられていなかった(写真提供:さくら事務所)
      「地震が来たら家が崩れる」と言われて耐震補強をしてもらったが、金具がきちんと取り付けられていなかった(写真提供:さくら事務所)

     「キャンペーン中なので無料点検をさせていただきます」。横浜市に住むAさんは、リフォーム業者による突然の訪問セールスに戸惑いながらも「無料なら」と、一戸建ての自宅の無料点検を受け入れました。

     リフォーム業者は床下などをひと通り点検した後、「大変です。このままでは地震が来たら建物は崩れてしまいます!」とAさんに告げました。それを聞いてあわててしまったAさんは、「今なら格安で耐震補強ができます」とのセールストークに乗り、そのまま工事契約をしてしまったそうです。

     後で調べたところ、全く必要のない耐震器具があちこちに取り付けられていました。工事はまったくムダだったことがわかり、Aさんはがっかりしています。

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    2017年01月09日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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