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    経済

    ライザップはなぜ平凡なビジネスで大儲けできるのか?

    ファイナンシャル・プランナー 中嶋よしふみ
     赤井英和さんや香取慎吾さんばかりでなく、60歳前後の森永卓郎さんや生島ヒロシさんまでもが肉体改造に挑んだライザップ。印象的なテレビCMで、「パーソナルトレーニング」というビジネスを広く知らしめた。都心の一部店舗では、予約待ちとなるほど入会希望者が殺到している。高額な会費にもかかわらず、なぜライザップはこれほど支持を得たのか。ファイナンシャル・プランナーの中嶋よしふみ氏にライザップ流ビジネスが成功するワケを解説してもらった。

    目新しいビジネスではない

    • テレビCMなどで利用者の肉体改造をアピール(ライザップ提供)
      テレビCMなどで利用者の肉体改造をアピール(ライザップ提供)

     「結果にコミットする」

     そんなコピーで話題となり、パーソナルトレーニングの分野でナンバーワンとなったのがライザップだ。特徴的なCMが話題になった同社だが、現在ではライザップが開拓した市場に多数のライバルが殺到している。

     なぜライザップは成功したのか? 

     それは「モノ」と「サービス」のバランスを大きく変えたから、ということになる。

     ここで言う「モノ」とは大量生産や個別性のない商品、「サービス」は客の希望・注文に合わせて提供するオーダーメイドという意味だ。

     分かりやすい比較をするなら、一つの商品を何十万着、何百万着と大量生産するユニクロに対して、たった一人の顧客のためにスーツを作るオーダーメイドの仕立屋となる。つまり顧客が「商品に合わせる」か、商品を「顧客に合わせる」かの違いだ。

     実際には、ユニクロとオーダーメイドのスーツのような極端な商品・ビジネスはほとんどなく、多くの商品はモノとサービスの中間にある「セミオーダー」となる。そして新しい商品は、モノとサービスのバランスを大きく変えるだけでも作り出せる。

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    2017年02月12日 05時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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