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    経済

    マンション投資「メガ大家」になれる人、なれない人

    著述業 中川寛子
     サラリーマンでありながら、マンション経営などの不動産投資で高額の副収入を得ている「メガ大家」「ギガ大家」と呼ばれる人たちがいる。資金が足りなければ、積極的に貸し出してくれる銀行もあるらしい。「自分もやってみようかな」と思ったあなた、不動産経営はそんなに生やさしいものではありません。「ど素人がはじめる不動産投資の本」などの著書があり、不動産投資に詳しい中川寛子さんが解説します。

    総資産10億円超、家賃収入8300万円!

    • ハイリターンとハイリスクは裏表(写真は、イメージです)
      ハイリターンとハイリスクは裏表(写真は、イメージです)

     日本の不動産投資ブームは2000年発売のベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ著)に始まると言われるが、一部で「バブル」の声も聞かれるほどの活況が今も続いている。日銀の異次元金融緩和により、企業への貸し出しや住宅ローンだけでは利益を出せなくなった金融機関が不動産投資家への融資を拡大した。その結果、個人でも銀行から融資を受けて不動産投資を始められるようになったことが背景にある。

     加えて、16年頃から、サラリーマンでありながら10億円超の資産を持つ「メガ大家」「ギガ大家」なる人たちの存在がテレビで取り上げられるようになり、かつてないほど不動産投資に注目が集まっている。

     実際、毎年のようにアパート・マンションを購入して多額の家賃収入を得ているサラリーマンは少なからずいる。たとえば、メガ大家の一人としてテレビ番組などで知られるようになったA氏は、大手外資系企業に勤務する傍ら、過去4年間に都内を中心に13棟を建築・購入した。総額約12億円の投資に対して家賃収入は年間約8300万円。購入後、4棟を売却し、2億円ほどの利益を得たほか、17年にも4棟の建築を計画しているという。

    • 不動産経営は誰でも簡単に始められるものではない(写真は、イメージです)
      不動産経営は誰でも簡単に始められるものではない(写真は、イメージです)

     しかし、こうした成功を手にできるのは、投資家の中でもごく一握りだ。元手がなくても、誰でもできると思われがちな不動産投資だが、実際はそれほど甘くはない。

    2017年02月20日 05時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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