文字サイズ
    働く

    プレミアムフライデーをプレミアムにする方法

    ニッセイ基礎研究所生活研究部主任研究員 久我尚子
     プレミアムフライデーが今日(2月24日)から始まる。毎月最後の金曜日は少し早めに仕事を切り上げ、自由になった時間を自分のために使おうという官民の取り組みだ。居酒屋で早い時間からビールを割引価格で提供するといった動きが見られるほか、デパートや遊園地などでも様々な関連イベントが企画されている。プレミアムフライデーを定着させるには、制度を使う側、商機を見いだそうとする側、企業、政府、それぞれにちょっとした工夫が必要だ。ニッセイ基礎研究所生活研究部主任研究員の久我尚子さんに寄稿してもらった。

    消費の拡大と働き方改革

    • 毎月最後の金曜日、少し早めに仕事を切り上げるプレミアムフライデーが、いよいよ2月24日にスタートする(写真はイメージです)
      毎月最後の金曜日、少し早めに仕事を切り上げるプレミアムフライデーが、いよいよ2月24日にスタートする(写真はイメージです)

     鳴り物入りでスタートするプレミアムフライデー。まだ様子見の企業も多いようだが、まず、制度導入の狙いから話を始めたい。

     プレミアムフライデーは、経済産業省主導で実施される官民あげての消費喚起策だ。毎月最後の金曜日に、仕事を早めに切り上げて、買い物や家族・友人との外食、小旅行などを促し、低迷する個人消費の拡大を後押しする。同時に、長時間労働の是正にもつなげるのが狙いである。

     昨年から政府は「働き方改革」を強く推し進めており、重点課題として、同一労働同一賃金や賃金引き上げ、長時間労働の是正などが議論されている(図1)。また、今後、女性や高齢者の労働力が期待される中で、テレワークなどの在宅勤務制度や副業・兼業の推進といった柔軟な働き方への取り組みも注目されている。

    【あわせて読みたい】
    働き方改革、ドイツに学ぶべき点はここだ
    「残業ゼロ」でも「趣味ゼロ」という大問題
    なぜ死ぬまで働くのか…「過労死白書」のウラ
    「それ」が消えれば、働き方とオフィスは激変する

    2017年02月24日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP