テレビ

NHK同時配信、受信料問題を置き去りにするな
オフィスN代表 西正
NHKの番組のインターネット同時配信を巡る議論が、総務省の検討会で進められている。これが実現すれば、外出先でもスマートフォンなどでNHKの番組を視聴できるようになるが、同じ土俵で競争を強いられる民放はコスト増を警戒している。NHKの番組同時配信を考える際、避けて通れないのが受信料の問題である。放送、通信分野に詳しい西正さん(オフィスN代表)が、この問題の構図を明らかにしてくれた。
検討進むNHKのネット同時配信問題
NHKは放送法で定められている業務範囲で、原則として、インターネットで全ての番組を放送と同時に配信することができない。
時代遅れな法制度であることから、総務省が開催する「放送を巡る諸課題に関する検討会」で改善すべく議論されている。その場でNHKが主張しているのは、放送とネットでの同時配信を常時できるようにすることである。外出先でもスマートフォンなどで、テレビ放送している内容を見られるようになる。
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2017年03月06日 18時17分
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