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    スポーツ

    「球が遅く見える」…主将で主砲、早実・清宮の春

    読売新聞編集委員・三宅宏
     清宮幸太郎が甲子園に戻ってくる。早稲田実(東京)が3月19日から始まる春の選抜高校野球に4年ぶり(21度目)に出場する。清宮にとって1年生の夏以来、3季ぶりの甲子園は、チームをまとめる主将としての 凱旋 ( がいせん ) だ。早実にとって今大会は、春夏合わせて50回目、王貞治を擁して優勝した1957年のセンバツから60年の節目の大会になる。清宮率いる早実の実力とは――。

    敬遠? 松井秀喜と比較された

    • センバツの初戦で対戦する明徳義塾の山口主将(右)と健闘を誓い合う清宮(2017年3月10日、枡田直也撮影)
      センバツの初戦で対戦する明徳義塾の山口主将(右)と健闘を誓い合う清宮(2017年3月10日、枡田直也撮影)

     3月10日、センバツの組み合わせ抽選会が行われ、早実の初戦の相手は明徳義塾(高知)に決まった。明徳の馬淵史郎監督は1992年の夏の甲子園で、星稜(石川)の松井秀喜に対して5打席連続で歩かせ(敬遠四球)、論議を呼んだ過去がある。

     今回、記者から「(清宮に)敬遠は?」と問われると、「状況に応じてだが、全打席はない」と答えている。当時とは時代も状況も違うので、全打席敬遠は現実的ではないのは事実だが、後に国民栄誉賞を受ける松井が、比較対象として引き合いに出されること自体、清宮のすごさを物語っている。

     2012年、所属していたリトルリーグのチームがワールドシリーズで優勝。清宮は投打にわたる大活躍で、米メディアから「和製ベーブ・ルース」と評された。早実1年の夏の甲子園では、2本塁打をマークした。高校通算本塁打は79本(3月10日現在)で、記録を伸ばし続けている。今大会最大のスター選手であることに間違いない。

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    2017年03月16日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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