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    生活

    [40代のマネー学]年に1回、資産表で家庭の「経営チェック」を

    ファイナンシャルプランナー 伊藤加奈子
     [40代のマネー学]シリーズ第3弾は、資産表による貯蓄額のチェックについて。 第1弾 では、10年先までの家族のライフイベントを確認し、教育や住宅購入などの費用と、貯蓄の目標を決めることを提案した。だが、それで終わりにしてはいけない。半年や1年ごとに貯蓄プランを見直して、その都度、軌道修正をしていくことが大切だ。

    資産表でお金の動きをチェック

     「しっかり貯蓄プランを立て、毎月やボーナスのたびに貯蓄をしている。家計簿もきちんとつけている」という家庭でも、意外にも世帯全体でどれだけ貯蓄できているのか、1年前からどれだけ増えたかまでは、即座には答えられないものだ。10年、20年のライフプラン表を作ったから安心というわけではなく、修正を加えていくことが大事だ。

     預貯金や保険、投資の一覧表を作り、1年のお金の動きを確認する。計画どおりに貯蓄ができたか、来年は増やせそうか。貯蓄のペースが落ちているなら、その理由は何なのか。これは家計簿では把握できない。家計簿は毎月の収支をチェックするもの。家計簿とは別に、「資産表」を作って年間の貯蓄額を分けて管理することをおすすめしたい。

     資産表では、貯蓄額のチェックだけではなく、貯蓄と投資のバランスはどうなっているのか、住宅ローンがあれば、どれだけ負債が減ったのかといった世帯全体の資産状況をチェックすることになる。いわば、資産表は家庭の「経営成績表」。1年間のお金の動きを俯瞰(ふかん)することで、課題や問題点も見つけやすくなるだろう。

     今回は、簡単に作れる資産表を使ったチェックの方法を紹介する。

    2017年04月11日 10時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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