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    スポーツ

    ジャンプを求めて…アスリート浅田真央が残したもの

    読売新聞編集委員 三宅宏
     フィギュアスケートの浅田真央(26)が現役引退を表明した。5歳でスケートを始めてから21年。華麗なステップ、美しいスピン、時にかわいらしく、時に力強い表現力。浅田の魅力は数多いが、最大の武器は何と言っても、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に代表されるジャンプだ。一時代を切り開いた浅田のスケート人生をジャンプ中心に振り返る。

    トリプルアクセル3度はギネス入り

    • バンクーバー五輪女子フリーの浅田の演技。トリプルアクセルに2度成功したが、他のジャンプにミスが出て銀メダルに終わった。(2010年2月25日、増田教三撮影)
      バンクーバー五輪女子フリーの浅田の演技。トリプルアクセルに2度成功したが、他のジャンプにミスが出て銀メダルに終わった。(2010年2月25日、増田教三撮影)

     浅田のフィギュアスケート人生は、アスリートとしての人生だった。

     男子フィギュア界はいま、新たなジャンプが次々と開発されている。宇野昌磨が世界で初めて決めた4回転フリップ。羽生結弦が世界で初めて決めた4回転ループ。新しいジャンプが披露されると、多くの選手が追随し始める。

     翻って、女子はどうか。

     4回転は安藤美姫がかつてサルコーを成功させたくらいで、定番のジャンプにはなっていない。トリプルアクセルもいまだに、数人の選手しか跳べない。近年、シニアの大会でバンバン跳んだのは、伊藤みどりから系譜を受け継いだ浅田だけだった。

     浅田は常に先頭を走ってきた。「フィギュアの革新者」と呼ぶ人もいる。惜しくも銀メダルに終わった2010年バンクーバー五輪では、トリプルアクセルをショートプログラム(SP)で1度、フリーで2度組み込んで成功、ギネスブックに認定されている。

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    2017年04月11日 15時03分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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