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    女子高生に学ぶ「大人のSNS作法」

    ITライター 鈴木朋子
     自宅でもお店でも電車の中でも、スマホを離さない女子高生たち。視線の先は、多くの場合、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だが、コミュニケーションの方法や相手は様々だ。今年1月、当コーナーに「 大人は知らない、子どもたちはLINEをこう使う 」を寄稿したITライター・鈴木朋子さんが、彼女たちのSNS利用法を紹介し、大人にも活用可能なポイントを伝授する。

    「SNSのネイティブ」たち

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      写真はイメージ

     スマートフォンの普及とともに、Facebook(フェイスブック)やツイッターといったSNSが私たちの生活の中に浸透してきました。その反面、使い慣れていないビジネスマンの方などから「職場の人と義理で(つな)がったので楽しめない」とか「投稿を誤解されてトラブルになった」などの悩み相談を受ける機会も増えています。

     そんな中、私がSNS活用の「ヒントになるのでは」と注目しているのが、女子高生たちの使い方です。

     彼女たちは物心が付く小中学生の頃にSNSを始め、高校生になると、一日中、SNSで友人たちとつながっている人も少なくありません。言わば「SNSのネイティブ」たちなのです。自分をどう見せるか、友人とどう付き合うか、そして最新の機能をいかに活用するか――。彼女たちのSNSとの付き合い方をヒントに、大人にも役立つノウハウを探ってみたいと思います。

    ツイッター…(1)読み手を意識して複数アカウントを駆使

     女子高生たちが愛用している2大SNSと言えば、LINEとツイッターです。彼女たちはLINEを、主に親しい友人や家族など、特定の人たちと連絡を取るためのメッセージツールとして利用しています。

     一方、ツイッターは、広くゆるく人と繋がるための「コミュニケーションツール」、つまり、多くの人に向けて情報発信するために使っています。こちらの方が、SNS本来の使い方と言っていいでしょう。

     このツイッターですが、女子高生の多くはアカウント(利用者識別のID)を複数持っています。平均すると3個以上という試算もあります(「若者まるわかり調査2015」電通総研)。

     複数アカウントを使い分けるのは、「読み手に合わせ、投稿を出し分ける」ためです。1つのアカウントを「メイン」にして、その他はサブ的に、用途を限定して使っています。

     メインのアカウントを「本アカ」とか「リア(あか)(リアルな人間関係と結びつくアカウントのこと)」などと呼び、実生活の中で知り合った人たちと繋がるために利用しています。ここで表現するのは「公的な自分」です。誰に読まれても好感が持たれる言葉づかいで、日常の無難な出来事を投稿しています。部活の先輩や、それほど親しくない友達に知られても困らないような内容です。例えば、「今日は体育祭!頑張る!」といった無難なメッセージです。

     しかし、女子高生にも日々の不満があり、時には愚痴や本音を語りたくもなります。そんな時、彼女たちは「裏アカ」と呼ばれる、メインとは別のアカウントで投稿します。裏アカの存在は気心の知れた友人にだけ伝え、内容は「非公開設定」にして、限られた人にだけに閲覧を許可しています。

     先ほどの例で言えば、本アカに「体育祭!頑張る!」と投稿しながら、裏アカには「寝坊したわマジだるい」と書いて送るような使い分けをしているのです。裏アカでは、「リプライ」と呼ばれる返信機能で会話をし、外部の人が内容を見ることができないようにしています。放課後の教室で、仲良しの友達同士で内緒話をしている感覚に近いのでしょう。

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    2017年05月14日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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