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    疲れ抜けない、会社がツラい…「五月病」の正体は?

    産業医、日本ストレスチェック協会代表理事 武神健之
     新緑の季節は「 ( ) ( ) ( どき ) 」などと呼ばれ、心身の不調が生じがちな時期でもある。ゴールデンウィークが明けた後に気持ちの晴れぬ日が続く、いわゆる「五月病」もそうした症状の一つとされる。なぜ、五月病になるのか、どうすれば脱することができるのか。産業医の武神健之さんが解説する。


    「会社に来るのが辛い」

     2年前の5月、ゴールデンウィークが明けて間もない頃、「朝になっても疲れが抜けず、起きて会社に来るのが(つら)くなった」と相談に来たのは、ある金融機関で部長職を務めていたAさん(女性、当時40代)でした。

     他の部門での実績を評価され、新プロジェクトのリーダーに抜擢(ばってき)されたのは同じ年の4月。新たな部署で張り切って働いていたものの、わずかひと月余りでひどい疲労感と体力への不安を覚え、私の所に面談に来ました。

     Aさんの生活習慣を聞いてみると、3食をしっかりとり、栄養のバランスも良く、趣味のランニングやヨガも定期的に行っていて、体脂肪率や肥満度などの数値も年齢的に申し分のないものでした。

     しかし、新生活が始まって3週間もすると、疲労を強く感じるようになったそうです。そのため、連休中は外出を控え、積極的に休息をとるように努めたと言いますが、連休が明けた後も疲れが抜けることはなく、特に朝は苦痛に感じるほどになりました。

    新たな環境に適応できず…

     年度が替わり、学校や職場などの環境が変わって間もない頃、目立った病気などがあるわけでもないのに「なんだか調子が良くない」と感じてしまう。その状況がゴールデンウィークを経ても改善しない――。こうした症状は、一般的に「五月病」と呼ばれます。正式な医学名ではなく、春先に見られることが多いメンタルヘルス不調の総称です。

     ほとんどの場合、原因は新しい環境に適応できていないことです。4月に入学や就職、昇進・異動などで生活環境が変化した際、上手に適応しきれないと、翌月になってから体や心の不調が表れやすくなるのです。

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    2017年05月22日 09時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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