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    生活

    踊るシニア!ダンスブームの理由とリスク

    お茶の水女子大教授 水村(久埜)真由美
     高齢者がダンスに夢中になっている。社交ダンス、フラダンス、フォークダンス……。公民館やスポーツクラブで開かれるレッスンは、元気な高齢者でいっぱいだ。体を動かすのは健康増進に効果がありそうだが、それにしても、なぜダンスなのか? 自らもダンサーとして活躍した経験があり、ダンスの運動効果について研究を行っている水村真由美教授がその理由を探る。

    高齢者ほど運動する

    • (画像はイメージ)
      (画像はイメージ)

     2016年にスポーツ庁が18~79歳を対象に行ったスポーツの実施状況に関する調査によると、「週1回以上運動をしている」とした人は全体の42.5%。年齢別にみると、20代~40代の運動実施率は低く、高齢層ほど高い傾向が明らかになった。

     運動の目的(複数回答)については、「健康のため」とする回答が最も多く、77.4%に上った。特に70代においては、この割合が90.6%に上り、健康への意識の高さがうかがえる。

     では、高齢者はどんな運動をしているのか?

     60代、70代が取り組んでいる種目(複数回答)をみてみると、男女いずれも1位だったのは「ウォーキング」で50%を超えていた。2位に「体操」、3位に「トレーニング」が続いた。こうした中、70代女性で「ダンス」が、なんと5位にランクインしている。

     高齢女性が愛好するダンスというと、「社交ダンス」「フラダンス」「フォークダンス」などが考えられるが、このほかにも、例えば「よさこい踊り」「スペイン舞踊」「バレエ」「ベリーダンス」などがある。

     公民館や文化センターなどでも実に様々なタイプのダンスレッスンが設けられるようになり、以前より「踊る機会」が増えていることも関係していると思われる。

     受講者は「人生で初めて踊る」チャレンジャーがほとんどだが、いつの間にかダンスのとりことなり、生活の一部になるほどのめりこむ高齢者も珍しくない。

     ダンスのメリットや注意点とともに、なぜ高齢者は踊るのか考えてみたい。

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    2017年05月30日 09時19分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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