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    あの有名企業も…社員の副業を「解禁」する理由

    ジャーナリスト 猪瀬 聖
     本業は南町奉行所同心、もう一つの稼業は復讐を請け負う仕事人――。人気時代劇のせいでもなかろうが、日陰のイメージが強かった「副業」を、日本のビジネスパーソンが堂々と胸を張ってこなす時代がやって来た。経済ジャーナリスト・猪瀬聖さんがレポートする。

    新幹線通勤で「複業」

    • サイボウズ本社で打ち合わせをする竹内義晴さん
      サイボウズ本社で打ち合わせをする竹内義晴さん

     日本の企業社会でタブー視されてきた社員の副業。ところが最近、副業の容認や推奨を打ち出す会社が相次ぎ、注目を浴びている。働き方改革を進める安倍政権も、柔軟な働き方の一形態として後押しする。いまなぜ副業なのか。

     企業向けソフトウェアの開発を手掛けるサイボウズで、4月末から働き始めた竹内義晴さん(46)。自宅は新潟県妙高市だ。週2回、新幹線に乗り、片道2時間半かけて東京都中央区にあるサイボウズ本社に通勤している。

     竹内さんの本職は、職場のコミュニケーション問題の解決などを支援するNPO法人「しごとのみらい」の理事長。竹内さんにとって、サイボウズでの仕事は副業である。

     サイボウズは5年前から社員の副業を認めているが、今年1月からは新たに、他社の社員や個人事業主を対象に、同社での仕事を副業として認める「複業採用」制度を導入。これまでに竹内さんを含めて2人を採用した。

     サイボウズでの竹内さんの仕事は、顧客に対するチームワーク研修や情報発信など。NPO法人での経験を生かすことができる内容だという。雇用形態は話し合いで業務委託形式にしたが、給与は毎月一定額を受け取る月給制にしている。現在は仕事に早く慣れるために通勤しているが、将来は在宅勤務する意向だ。

     「NPOの仕事は波が大きいので、サイボウズで働き始めて安心感が生まれたことは事実。スキルや経験を生かして2つの仕事を並行してやりながら、自分の進みたい方向にゆっくりと進んで行ければいい」と竹内さんは話す。

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    2017年06月02日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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