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    経済

    auが携帯料金を大幅値下げするワケ

    ケータイジャーナリスト 石野純也
     KDDI(au)が今夏から、スマートフォン(スマホ)の月額料金を大幅に値下げする。「格安スマホ」を販売する仮想移動体通信事業者(MVNO)の台頭などが背景にあるとみられるが、なぜここまで大幅に値下げしなければならなかったのか。また、ほか大手通信事業者(キャリア)の事情はどうなのか。ケータイジャーナリストの石野純也氏が読み解く。

    「ワイモバイル」と同水準?

    • 新料金プランを発表するKDDIの田中孝司社長(左)ら
      新料金プランを発表するKDDIの田中孝司社長(左)ら

     auブランドでサービスを展開するKDDIが、スマホの料金を今月受付分から大幅に値下げする。

     新料金プランの目玉は、5段階に料金が変動する「auピタットプラン」だ。音声通話料金が従量制になるシンプルタイプの場合、データ通信が1ギガ・バイト(GB)に収まれば、料金は月額2980円で済む。

     さらに、スマホを購入すると、「ビッグニュースキャンペーン」が適用され、その先1年間は毎月1000円引きになる。2980円からという料金は、最近勢いをつけているY!mobile(ワイモバイル)と同水準だ。

     ソフトバンクが運営する「サブブランド」で、格安スマホを販売するワイモバイルの料金プランは、2980円の中に、1回10分までの音声定額が含まれているなど、auよりやや内容は充実している。それでもKDDIの値下げは、大手キャリアのメインブランドとしては異例だ。この新料金プランの導入で、同社は初年度200億円の減収を予定しており、業績に与える影響も大きい。

     KDDIがあえて身を削ってまで値下げに踏み切った背景には、大手キャリアから回線を借りて格安で通信サービスを提供するMVNOや、ワイモバイルをはじめとするキャリアのサブブランドが急速に勢いを伸ばしている現状がある。

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    2017年07月22日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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