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    攻めのガラパゴス化…石鹸で洗えるスマホが登場

    フリージャーナリスト 大河原 克行
     富士通が 石鹸 ( せっけん ) で洗えるスマートフォン(スマホ)を7月に発売した。この新製品は食器用の洗剤や手洗い用のハンドソープなどで洗えるのがウリだ。国内のスマホ市場では米アップルのiPhoneが高いシェア(市場占有率)を持つ一方、近年は台湾や中国のメーカーの「格安スマホ」も販売を拡大している。富士通は「石鹸スマホ」で攻勢に出るのか。日本のスマホメーカーが復権する先例となるか。電機・IT業界に強いフリージャーナリストの大河原克行氏が解説する。

    スマホを洗うという発想

    • 富士通の新スマホ「arrows M04」。石鹸で洗えるのがウリだ。
      富士通の新スマホ「arrows M04」。石鹸で洗えるのがウリだ。

     富士通が、7月20日に発売した、スマホ「arrows(アローズ) M04」(店頭想定価格3万5000円前後)は、液体の食器用洗剤や、泡状のハンドソープでスマホ本体を洗えるのが特長だ。契約する通信事業者を選べる「SIMフリー」で、国内の家電量販店や仮想移動体通信事業者(MVNO)向けに販売する。メーカーが正式に「石鹸で洗える」ことを打ち出したのは、京セラが昨年発売した「DIGNO rafre」(ディグノ・ラフレ)以来とみられる。いずれにせよ、国内メーカーの独特の発想と言える。

    • 富士通の調査でも大半の人が「スマホを洗いたい」と答えたという
      富士通の調査でも大半の人が「スマホを洗いたい」と答えたという

     「スマホを石鹸で洗うなんて」と思う人もいるだろう。しかし、富士通の調査では、「普段からスマートフォンを洗って清潔に保ちたい」、「必要に応じて汚れたら洗えたら便利」と回答した人は79.3%に達したという。

     スマホは、常に持ち歩く人が多く、汚れた手で触るケースが多いばかりか、タッチ操作によって画面に指紋がつきやすい。また、四六時中スマホを持っていれば、食事中や、喫煙しながら使うこともあるだろう。これほど様々なシーンで利用するのだから、洗えるものなら洗いたいと思うのも当然だと思う。

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    2017年08月02日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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