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    自分の分身?…カスタマイズ手帳が流行るワケ

    文具プランナー 福島槙子
     9月に入り、来年の手帳が数多く店頭に並び始めた。来年のトレンドは「自分仕様にカスタマイズできる手帳」だという。スマホ全盛時代にあって、アナログ手帳が依然として支持される理由はなにか。手帳が単なる予定の記入だけでなく、ダイエットの記録や目標や夢を明記する、心に響く言葉を書き残すなど、使う人によって用途が多様化、細分化したことが背景にある――と文具プランナーの福島槙子さんは解説する。

    “自分仕様にカスタマイズ”がキーワード

    • 写真はイメージです
      写真はイメージです

     この時期、文具店が活気づく。店内を(のぞ)くと、目立つ場所には来年の手帳が早くもずらりと並んでいる。それらを1冊ずつ手に取り、見比べる客たちの多くは真剣な表情だ。

     9月末には、100冊以上の手帳に試し書きができる恒例のイベント「手帳100冊! 書き比べ総選挙!」(「日本手帖の会」主催)が開催されるほか、ユーザーの手帳使用例を多数展示する「手帳!展」(「手帳社中」主催)も開催される。各社の手帳の写真を原寸で掲載し、機能を詳細に解説した書籍「手帳事典2018」(玄光社)も売れ行き好調で欠品の書店が相次ぐなど、ユーザーたちは手帳選びに余念がないようだ。

     「スマホで何でもできるこの時代に?」と不思議に思うかもしれないが、デジタル全盛の現代においてもなお、アナログの手帳は人気を維持し、多くのユーザーに支持されているのだ。

     昨年、深読みチャンネルの記事「日本人はなぜアナログ手帳を使い続けるのか?」で指摘したが、アナログ手帳はデジタルが苦手とする“個別多様なニーズへの対応”にもっぱら強い。仕事のタスク管理、プライベートの予定、その日の体調や気分など、手帳に書き込みたいことは人それぞれだ。中にはチケットの半券やショップカードを貼りたい人、お気に入りの色ペンで彩りたい人もいる。

     これらのニーズに合わせるように様々な形状やデザインの手帳が市販されているが、実はそれでもなお、飽き足らないユーザーは多い。「もっと自分にぴったりの手帳が欲しい」。そんな人々の声を反映する形で、来年の新作は「自分仕様にカスタマイズできる手帳」が注目を集めているのだ。

    2017年09月16日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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