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    スポーツ

    2年連続CSへ…DeNA・ラミレス監督の指導力

    読売新聞運動部 佐藤雄一
     プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)が10月14日に開幕する。2年連続でセ・リーグのCSに進出するDeNAのラミレス監督(43)は、それまで10年連続でBクラスに低迷していたチームを再建しつつある。指導者としての実績がほとんどなかったベネズエラ出身の指揮官は、いかにしてチームを生まれ変わらせたのか。

    「ラミレスチルドレン」の存在

    • 試合前に筒香(右)と言葉を交わすラミレス監督(2017年9月16日、吉岡毅撮影)
      試合前に筒香(右)と言葉を交わすラミレス監督(2017年9月16日、吉岡毅撮影)

     「選手を成長させるのは簡単なことではない。選手を信頼して、時には我慢したこともあった」

     本拠地の横浜スタジアムで広島戦に勝って2年連続の3位が決まった10月1日の午後8時過ぎ。南場智子オーナーからの続投要請を受諾したラミレス監督は、紅潮気味だった。

     DeNAで続けて2年以上Aクラス入りを果たした監督は、大洋、横浜時代に遡っても、別当薫(1969~71年)、権藤博(98~2000年)の2人しかおらず、ラミレス監督は3人目になる。

     ラミレス監督の特長は、積極的な若手起用にある。

     10月1日の試合に先発出場した野手8人の平均年齢は26.8歳。そのうち5人が、ラミレス監督が就任してからレギュラーに昇格させた「ラミレスチルドレン」だ。

     就任1年目の昨シーズンは、当時5年目の中堅手・桑原や、同じく2年目の遊撃手・倉本、新人だった捕手・戸柱を積極的に起用した。今季は5年目の宮崎が正三塁手となり、シーズン途中から2年目の柴田が二塁の定位置をつかんだ。

     この5人の活躍は、CS進出に欠かせなかった。

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    2017年10月13日 07時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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