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    生活

    動物専門医が指摘する「間違った犬のケア」とは?

    フリーライター 南 文枝
     ペットフードの種類や毎日の散歩など、犬の健康管理に気を配る飼い主は多い。しかし、中には飼い主が「良かれ」と思ってやっていることが、逆に愛犬の健康を脅かしてしまっているケースもあるという。フリーライターの南文枝さんが専門医を取材し、レポートする。

    最適な治療を求めて

    • 神戸市から外耳炎の治療に訪れたラブラドール・レトリバー。杉村さん(右端)の診療を受け、快方に向かっている
      神戸市から外耳炎の治療に訪れたラブラドール・レトリバー。杉村さん(右端)の診療を受け、快方に向かっている

     「こんなに腫れていたなんて……」


     淡路島にある「どうぶつ耳科専門クリニック(しゅ)(えだ)」(兵庫県洲本市)は、国内では珍しい動物の耳科専門のクリニックだ。

     10月中旬、愛犬のラブラドール・レトリバー(雄・6歳)を連れてきた神戸市の60代の女性は、モニターでその耳の中を見て驚いた。

     (うみ)や臭いがひどかった左耳の中が、耳道をふさぐように腫れ上がっていたのだ。そのうえ、右耳も鼓膜に毛が刺さり、内部に酵母菌が増殖していた。

     院長の杉村肇さん(59)は、両耳の内部を洗浄し、右耳は鼓膜の毛を取り除くなどの治療を施した。

    そして、10月末。女性は愛犬を連れ、再びクリニックを訪れた。


     「(女性の手で)よくケアされていたので、だいぶ腫れが引きました」


     モニターに映し出された耳の中は、目立っていた表面のデコボコが小さくなって腫れが引いていた。杉村さんからそう声をかけられ、女性はホッとした表情を浮かべた。

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    2017年12月02日 07時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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