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    破産寸前の「隠れ借金夫」と共倒れを防ぐ方法

    FP 小澤美奈子
     借金とは無縁で平穏に暮らしていたと思っていたはずが、ある日、夫の借金が発覚――。妻に借金を内緒にしていた「隠れ借金夫」は、破産のリスクを抱えているだけでなく、夫婦関係を壊しかねない。共倒れを避けるために、夫婦ができることは何か。ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子さんが実態をリポートし、借金解消の手立てをアドバイスする。

    実は「隠れ借金夫」だった

     東京都在住の田口麻里さん(仮名、48)は、3年ほど前のある夜、泥酔して帰って来た夫、祐一さん(同、51)のバッグの中から、偶然、消費者金融の借入明細書を発見しました。

     驚いた麻里さんはバッグの中をさらに探し始めました。すると、消費者金融の明細書以外に、社内預金と思われる払い出し計算書も複数枚出てきたのです。

     借金と払い出しの総額は、ざっと300万円。目の前が真っ白になった麻里さんは、酔って寝ている祐一さんを叩き起こし、問い詰めました。

     「いったいこれは何なの!」

     激高する麻里さんの横で、祐一さんはしどろもどろになり、そして、再び眠ってしまいました。

     夫婦は翌朝、じっくり話し合いました。借金は、競馬やパチンコ、キャバクラ店などで使っただけでなく、会社の後輩にもよくおごっていたそうです。真面目で見栄っ張りな祐一さんは頼まれると断れない性格で、接待や付き合いゴルフにも頻繁に行っていました。

     日頃からお互いのプライベートには口を出さず、家計は麻里さんが握り、祐一さんには毎月3万円のお小遣いを渡していました。

     「もう二度と借金はしません」。事の重さに気づいた祐一さんは、すっかり肩を落としていました。消費者金融の借金だけは残したくなかった麻里さんは、コツコツ貯めていたへそくりをすべて返済に充てたそうです。

     「金銭管理のいい加減な夫が『隠れ借金夫』になる危険があることを、もう少し早く気づくべきでした」と自らを責める麻里さん。「貯金はゼロになってしまいましたが、あのまま放っておいたら、いつか破産していたかもしれません」

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    2017年12月26日 07時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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