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    生活

    SNSで深まる中国人「宅男」「宅女」の日本巡り

    ジャーナリスト 中島恵
     2月16日は、中国の春節(旧正月)の元日にあたる。中国では15~21日までが大型連休となり、海外旅行の時期だ。日本は近くて常に人気だが、彼らは日本に何を求めているのか。目的は様々だが、最近では中国人のトレンド・リーダーがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で発信する日本の詳細な情報に基づき、思い思いのマニアックな訪日旅行を楽しむ人が増えている。中国事情に詳しいジャーナリストの中島恵さんに寄稿してもらった。

    地方都市に中国人オタクが“潜入”

    • コスプレイベント(2016年、上海で)
      コスプレイベント(2016年、上海で)

     「京都府舞鶴市でしょ、広島県呉市でしょ。地理がよくわからないので、ネットで日本地図を眺め、行き方をあれこれ“研究”しています」

     こう語るのは上海のネット系企業に勤務する朱剣宇さん(28歳)。数年前、上海に住む友人の紹介で知り合ったとき、「日本のアニメやゲームが大好き」と話していた。久しぶりにSNSで連絡を取ると、今月予定している日本旅行の計画を話してくれた。

     すぐにピンと来た。以前も中国人の「オタク」(中国語で「宅男」「宅女」)の取材をしていたとき、こうした地名が飛び出して、びっくりしたことがあったからだ。これらの地名に共通するのは、旧日本海軍の鎮守府があった場所という点。なぜ、中国人がそんなところに?と不思議に思ったが、人気ゲーム『艦隊これくしょん』と関連が深いことがわかった。

    2018年02月13日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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