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    新入社員と「ガンダム世代」上司の意外な共通項とは

    人材コンサルタント 常見陽平
     新入社員を迎え入れる季節。いざ、彼らの本音を探ろうとしても、最近では飲み会に付き合わせることもできず、どのようにコミュニケーションを取るのがよいのかを悩む人も少なくないだろう。人材コンサルタントの常見陽平さんは、本音を引き出す方法として相手の「小学校時代に夢中になったもの」を話題にすることを提案する。今年の新入社員は、配属先で上司、指導役となる40歳代半ばの「ガンダム世代」との間で「小学校時代に夢中になったもの」に意外な共通項があるそうだ。常見さんはこれを使ってコミュニケーションを円滑にできると持論を展開する。

    新入社員がいることは当たり前ではない

    • 写真はイメージです
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     「今年も使えない奴が入ってくるんじゃないか……」。そんな態度で新人を迎え入れたり、新人が配属されることを当たり前と思ったりしてはいけない。経団連の「2017年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、18年4月入社の採用数について、「計画に届かない」と答えた企業は30.7%で、前年に比べて6.2ポイント増加。経団連は「採用難の影響が一定程度見られる」と分析しており、「採用氷河期」だ。これは大手企業を中心としたアンケート調査で、中堅・中小企業はさらに苦戦しているだろう。新人が入ってくることに感謝すべき状況なのだ。

     日本生産性本部が昨春に入社した社員を対象に行った調査結果を見ると、「条件のよい会社があればさっさと移るほうが得である」という設問に、「そう思う」と答えた人は44.0%いた。10年秋の調査では28.3%であり、ここ数年で増加傾向にある。上司の対応次第では、見切りをつけてさっさと辞めてしまう可能性すらある。

    「今年の新人は○○型」を疑え

     そもそも、新人とは世代も価値観も違うため、接し方に戸惑う人もいるだろう。コミュニケーションを円滑にするためにはどうすればいいのだろうか?

     今年の新入社員がどんなタイプであるのか、研究機関が毎年、指標を出している。3月に産労総合研究所が、今年は「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」であると発表した。これで新入社員がどんな人たちであるかをイメージできるだろうか?

     昨年までこの指標は日本生産性本部が発表しており、私は以前に著書で、同本部が発表していた「新入社員のタイプ」について数十年分を分析し、その結果を解説した。同本部が発表するのはデータ、ファクト、世相などを反映しているが、科学的な調査、分析ではなく、あくまで評論だ。結局はほとんどが、「自分たちの世代と比較して得体が知れず、一見するとおとなしくて冷めていて、打たれ弱く、取り扱いが注意、育て方次第で化ける」という評価である。そして、強引にその年や前年に流行(はや)ったものと関連づけられる。要するに、あまり参考になるとは思えない。

    2018年04月22日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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