ドメーヌ・ルロワ、04年は全畑を格下げ2004年のブルゴーニュ赤ワインはヒョウとウドンコ病などの被害で、難しい作柄となり、地域の代表的な生産者ドメーヌ・ルロワはグランクリュ(特級)、プルミエクリュ(1級)のワインをすべて格下げ、ACブルゴーニュと村名ワインとして発売する。 2004年は霜、ヒョウ、ウドンコ病が相次いで襲った。ウドンコ病は葉や果実が白い粉でおおわれ、ブドウが成熟しない病気で、対策には硫酸銅と石灰を混ぜたボルドー液の散布が必要。ヒョウは7、8月にヴォルネイ、ポマール、ボーヌとミュジニィからジュブレ・シャンベルタン一帯を襲い、収量を減らすと共に、つぶれたブドウが腐敗を広めた。 このため、ドメーヌ・ルロワは、困難だった1994、92年と同じく問題への対処に追われ、最終的にすべての畑を格下げする決断をした。2005年末にビン詰めされ、今後発売される。価格は一般生産者のグランクリュ並みだが、ルロワの例年のグランクリュよりかなり安い設定となりそうだ。 「ブルゴーニュ」はグランクリュのクロ・ド・ラ・ロシュ、コルトン・レナルド、クロ・ヴージョ、1級サヴィニ・レ・ボーヌ・ナルヴァントン、村名ポマール・レ・ヴィーニョのブレンド。「ニュイ・サン・ジョルジュ」はレ・ブドー、レ・ヴィーニュロンド、オー・ラヴィエール、オー・バ・ド・コンブ、オーザロなど1級と村名のブレンド。「ヴォーヌ・ロマネ」はグランクリュのロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブール、1級ボーモン、村名ジュヌヴリエールのブレンド。「シャンンボル・ミュジニィ」はグランクリュのミュジニィ、1級シャルム、村名フルミエールのブレンド。「ジュブレ・シャンベルタン」はグランクリュのシャンベルタン、ラトリシエール・シャンベルタン、1級コンボットのブレンド。 (2006年5月1日 読売新聞)
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