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日本のデイリー・国産ワイン、パーカーのサイトで紹介

 日本国内に流通するデイリー輸入ワインや日本産ワインが、米国のワイン評論家ロバート・パーカーのウェブサイト「eRobertParker.com」にポイント付きで紹介された。

 「マスターズ・オブ・ワイン」(MW)試験に合格したばかりのリサ・ペロッティ・ブラウンさん(41)が、パーカーのサイトのアジア地区担当レビュワーとして加わり、コラムhttp://erobertparker.com/Info/lpbrown.aspを開設。8月に来日して試飲した300以上の輸入デイリーワインから得点の高い10本、60種以上の日本産ワインのうちからお勧めワインも紹介している。

 コラムでは、インターネット販売が力を持つ日本市場の現状も分析。日本の公式有料サイト「ワインの達人 ロバート・パーカー」http://www.erobertparker.jp/にも日本語で掲載される。

 輸入ワインで掲載されたのは、1400円以下の赤白ワイン計10種。白ワインは「ドメーヌ・フジュレイ・ド・ボークレール・ピクプール・ド・ピネ 2006」(88点)、「ヴィーニャ・マイポ ソーヴィニヨン・ブラン/シャルドネ 2007」(87点)、タイ産の「シャム・ワイナリー モンスーン・ヴァレー・ホワイト 2007」(86点)、「カンティーネ・ヴォルピ オーガニック・シャルドネ 2007」(86点)、「レッドウッド・クリーク シャルドネ 2007」(85点)。

 赤ワインが、「ラリヌム モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 2006」(87点)、「フィンカ・ソフェニア・アルト・スール マルベック・レゼルヴァ 2006」(87点)、「イエローテイル シラーズ 2007」(86点)、「テラノブレ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007」(85点)、「トレス・サングレ・ド・トロ レッド 2006」(84点)。 

 ブラウンさんは「デイリーワインの分野では、英国はニュージーランドなど新世界が強く、米国はカリフォルニアワインが強い。日本で支配的なフランスワインには失望させられるものも多いが、イタリアはヴァリューの点で評価できるものもあった。日本産ワインの品質向上には驚かされた。ケルナーには印象的なものがあった。全体にまだまだ仕事が必要だし、シャルドネにはオーク風味が強すぎるものも目立ち、甲州にはフォクシー・フレーヴァーがあるものも多いが、可能性はある」と語った。

 また、お勧めの甲州ワインとして、「アルガ・ブランカ ブリリャンテ 2004」(88点)、「アルガ・ブランカ イセハラ 2007」(86点)、「ルバイヤート・ワイナリー 甲州シュール・リー 2006」(85点)、「メルシャン勝沼ワイナリー 甲州きいろ香 2007」(84点)を紹介。

 そのほかの国産ワインでは、「ヤマザキワイナリー ケルナー 2007」(87点)、「プティ・グラン・ポレール 北海道ケルナー 遅摘み 2006」(85点)、「プティ・グラン・ポレール 長野シャルドネ 2007」(82点)、「プティ・グラン・ポレール 北海道ケルナー 辛口 2006」(80点)、「登美の丘ワイナリー 登美 1997」(86点)、「グラン・ポレール 長野古里ぶどう園 カベルネ・ソーヴィニヨン 2004」(81点)が紹介された。

 中国、ベトナム、タイ、韓国などアジア地区に焦点を絞ったコラムの開設について、パーカー氏は「アジアのワイン消費への情熱が世界平均をはるかに上回る速さで育っている」と説明。17年間のワイン流通の経験があり、シンガポール初のMWになったブラウンさんを起用した理由について、「才気あふれる味覚と率直なワインへのアプローチ。日本を代表するテイスターとしての尊敬と信頼を勝ち得ている」としている。

2008年9月16日  読売新聞)
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