英王室御用達ワインショップ「BB&R」日本支店オープン英国最古の歴史を誇る王室御用達の高級ワインショップ「ベリー・ブラザーズ&ラッド」(BB&R)の日本支店がオープンし、記者会見が英国大使館で開かれた。 BB&Rは1698年創立。ナポレオン3世や宰相チャーチルらも顧客だった老舗で、女王陛下とチャールズ皇太子の御用達となっている。ボルドー、ブルゴーニュのトップ生産者のほか、自社で特別注文するシャンパーニュなども品質が高く、6人のマスターズ・オブ・ワイン(MW)を抱える。ボルドーのプリムール(先物取引)でも英国で最大級の実績を誇る。ウェブサイトも1994年という早い時期に立ち上げ、内容を充実させている。 世界的に高級ワインの嗜好が広がる中で、香港・中国などアジア市場でも、ボルドーを中心にセールスを伸ばしている。香港に既に支店を開き、中国にも拠点を有する。日本市場では、個人顧客相手にロンドンの本店から販売する一方で、ホテルやレストラン向け卸売りも展開してきた。日本の市場が10年連続して拡大しているポテンシャルに注目し、東京・丸の内に支店を開設して、積極的なビジネス展開をすることになった。 今回設立された「BB&Rジャパン」はBB&Rグループ内のワイン会社の支店となる。ウィスキーのカティサーク・ブランドなども有するグループ全体の2008年度の売り上げは2億7900万ポンド。日本では、ウェブサイト(http://www.bbr.com/)や電話(03・5220・5491)を通じて、デイリーワインから入手困難な高級ワインまで幅広く販売していく。プリムールを利用したワイン投資のサポートも展開するほか、将来は小売店も開く計画。 ゼネラルマネジャーの松岡聖子さんは「歴史と伝統が強み。日本国内だけでなく、英国の倉庫の在庫も含めて高品質なワインを販売する」と語った。英米のオークションや高級ワイン市場では、金融危機を受けて高騰しすぎたボルドーワインの価格下落が見られるが、松岡さんは「BB&Rの顧客は景気に大きく左右されず、日本を含めた市場で金融危機の影響は出ていない」という。 (2008年11月14日 読売新聞)
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