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パーカー、08プリムールの4銘柄に100点級の得点

 2008ボルドー・プリムールで、米国の評論家ロバート・パーカーが予想外に高い評価を下した。シャトー・ラフィット・ロートシルト、ペトリュスなど4銘柄に100点級の得点をつけた。安値傾向できていた08年の価格が大きく上昇する可能性がある。

 最新のワイン・アドヴォケイトで、パーカーは「2008年ヴィンテージが予想より、劇的に良いとわかるのに時間はかからなかった」「タンニンがめったにないほどヴェルベットのよう」「ポムロールは2005、2001、2000年の品質をしのぐ」などと高く評価した。

 パーカーは07プリムールより多い400以上の赤ワインと約50の白ワインの得点を発表したが、ほかの主要な評論家に比べて、きわめて評価が高い。ラフィット・ロートシルト、ペトリュスに98〜100点、トロタノワとオーゾンヌに96〜100点をつけた。ラフィットについては「かつて試飲した中で最も深遠なる若いワインの1つ」、ペトリュスについては「最も偉大なペトリュスの1本となる運命にある」と評した。

 パヴィ、ポンテ・カネ、デュクリュ・ボーカイユ、オザンナ、ラ・ヴィオレット、ラトゥール、ベルビュー・モンドットの7本が96〜98点の高得点を獲得。全体で計23本が95点以上となった。1級シャトーはすべて94点以上を獲得。レオヴィル・ラス・カーズは、95〜97+点で、95〜97点のオー・ブリオン、マルゴー、94〜96点のムートン・ロートシルトをしのいだ。

 英国のインターネット上のワイン取引市場「Liv−ex」によると、投資分野で人気の高い2008年ヴィンテージの29銘柄の平均点は94・7点。2005年の95点をわずかに下回ったものの、2003年の94・1点と2006年の93・5点を上回った。2008のラフィットは1ケース2000ポンド前後で取引されていたのが、パーカーポイントによって、3000ポンド以上に値上がりした。

 市場を左右するパーカーの高い評価によって、低調に推移してきたプリムール商戦が活気づくのは確実だが、初回の販売量を絞り込んだ1級シャトーが2回目以降の売り出しで値上げする可能性は高い。一般的には投資向きではなく、愛好家向きのヴィンテージと言われてきたが、投機による価格高騰が発生する恐れもある。

2009年5月1日  読売新聞)
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