ロマネ・コンティ2009が英国で発売、コルトンお披露目ブルゴーニュの最高峰「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」(DRC)の2009年が、英国の代理店「コーニー&バロウ」から発売された。 DRCは中国・香港市場の投機的な需要で市場価格が値上がりしているが、共同所有者オベール・ド・ヴイレーヌ氏の愛好家に飲んで欲しいという考えから、価格はほぼ前年並み。09年から、ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メルロードから借りた3つのコルトンのグランクリュ計2・5ヘクタールの畑をブレンドした「コルトン」が加わった。ヴォーヌ・ロマネの6つのグランクリュの赤ワインとモンラッシェをベースとしてきたDRCが、コート・ド・ボーヌ地区から生産する初めてのキュヴェとなる。 コルトンの総生産量は707ケースで、6本当たりの税抜き価格は850ポンド(約10万3000円)となる。 09年の生産量は、生産量を平年より40%減少させた08年をはるかに上回り、平年よりも多め。ヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュ・デュヴォー・ブロシェが458ケース、エシェゾーが1549ケース、グラン・エシェゾーが1039ケース、リシュブールが1311ケース、ロマネ・サン・ヴィヴァンが1522ケース、ラ・ターシュが1828ケース、ロマネ・コンティが538ケース、モンラッシェが340ケース。ロマネ・コンティの平年の生産量は450ケースだが、08年は263ケースまで落とした。ロマネ・コンティ3本の税抜き価格は5250ポンド。 「ワインの科学」(河出書房新社)で知られる英国のワイン・ライター、ジェイミー・グッド氏は、ブログ「WINE ANORAK」(ワイン・アノラック)で、ド・ヴィレーヌ氏も出席してロンドンで開かれた試飲会の模様を、動画と文章で伝えている。「熟したヴィンテージだが、DRCはあざやかにフレッシュさ、正確さ、緊張をワインに閉じ込めた」と評している。 グッド氏はロマネ・コンティとロマネ・サン・ヴィヴァンに97点、ラ・ターシュとリシュブールに96点、コルトン、エシェゾー、グラン・エシェゾーに95点、デュヴォー・ブロシェに93点をつけた。グッド氏によると、レストランをターゲットにしたデュヴォー・ブロシェを例外として、ワインの95%は個人顧客に直行する。コーニー&バロウは、投機を防ぐため、販売したボトルのシリアル・ナンバーを記録し、購入者は5年以内は転売しないという暗黙のルールがあるという。 (2012年2月6日 読売新聞)
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