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韓国焼き肉 豚 鶏

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厚く軟らかな豚肉に、思わず笑みがこぼれる

 すっかり「韓流」が定着した日本市場を狙って、韓国で人気の外食チェーン店が、次々と進出している。

 韓国料理で肉と言えば、真っ先にイメージするのは牛カルビの焼き肉だが、これらチェーン店では豚肉や鶏肉を使っている点が新しい。(田淵英治)

特製たれでジックリ壺漬け

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壺から取り出した豚肉はボリューム満点(東京都台東区のノルブはんありカルビ上野店で)

 東京・上野駅前に昨年11月にオープンした「ノルブはんありカルビ」。「ノルブ」は鍋料理やアヒル料理など8業態で計560店を展開する韓国の代表的な外食チェーン店。「はんありカルビ」もその1業態だ。日本では上野や札幌市、千葉県市川市・行徳などに計6店舗がある。

 「はんあり」とは韓国語で「壺(つぼ)漬け」の意味。その名の通り、約20種類の野菜や果物を使った特製のたれを入れた陶製の壺に、豚カルビやロースを48時間つけ込む。

 実はこの手法は日本のもの。同店の日本での展開を担当するOGMコンサルティング(東京)の白岩大樹さんは「日本の有名焼き肉店が使っていた壺漬けにヒントを得て、韓国流にアレンジしたものです」と話す。豚肉を使ったのは、BSE(牛海綿状脳症)などの影響もあったという。

 店名と同じ「はんありカルビ」は甘口と辛口があり、どちらも2、3人前2200円。注文すると、肉の入った壺がテーブルに届く。漬け込んだ肉はステーキかと見まがうほどの特大サイズ。それを店員が七輪の上で豪快に焼く。焼き上がるとはさみで食べやすい大きさに切ってくれる。

 食べてみて最初に感じるのが肉の軟らかさ。また、たれの味がしみこんでいて、豚肉特有の臭みもない。辛口の方を食べたが、果物や野菜の甘味が生きていて、ほとんど辛さを感じない。ビールが進む味だ。

辛さ強烈 ヘルシーさ人気

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網で鶏肉を焼く。赤い炎が食欲をそそる(東京都港区のホーンチョぶるだっく赤坂店で)

 東京・渋谷と赤坂、大阪・心斎橋の3店舗がある「ホーンチョぶるだっく」も、韓国で160店を持つ「ホーンチョ・ワン」社の外食チェーン店だ。こちらは激辛鶏料理が売り物。「ぶる」は韓国語で「火」や「辛い」、「だっく」は「鶏」を指す。

 ブラジル産の鶏もも肉をあらかじめ蒸して、余分な脂分を落としておく。注文を受けると、唐辛子やニンニクなど40種類の材料を使った特製ソースにからめたうえで、網に載せてじか火で焼く。赤坂店の店長、張泰浩(ジャンテホ)さんは「鶏肉のヘルシーさと、唐辛子に含まれるカプサイシンの発汗効果などが、女性に人気です」と話す。

 真っ赤に染まった鶏肉「ぶるだっく」を口に運ぶ。一口かんで「意外と甘味を感じる」と思った瞬間、強烈な辛さが襲う。体がかっかしてくるが、辛さのなかに改めて甘さも感じるうまさだ。

 1人前950円。辛さが苦手な人向けに、チーズやマヨネーズをかけた「チーズぶるだっく」(1人前1200円)「マヨぶるだっく」(同1050円)もある。

2007年1月18日  読売新聞)
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