トラベルカフェ次々旅の情報集め 名物料理も満喫!食事とともに旅行に関する情報が入手できる「トラベルカフェ」が相次いで登場している。海外の名物料理を味わえるのはもちろん、旅の相談もできるのが特徴だ。春休みや大型連休の旅行計画を立てる際に、足を運んでみるのも悪くない。(田淵英治) 東京・飯田橋に昨年7月にオープンした「トラベルカフェ フィリピンTOKYO店」は、フィリピン政府観光省の協力を得ている。 店内には50インチのプラズマテレビが備えられ、首都のマニラやセブ島といった有名観光地の映像が流れる。また、フィリピン大使館などで研修した「トラベルコンセルジュ」と呼ばれる店員がおり、旅の基本情報を教えてくれる。 提供される食事もフィリピン料理が中心だ。「現地の有名レストランと相談して、メニューを作りました」と、店長の菅達治(かんたつじ)さん。その一つ、「アドボ」は現地の代表的な家庭料理だ。 「鶏もものアドボ」(680円)は、ニンニクやしょうゆ、酢などを使った特製調味料とともに、鶏のもも肉を3〜4時間じっくり煮込む。肉は軟らかく、ほのかな酸味と甘味が利いている。フィリピン風豚の角煮といった感じの「豚バラのアドボ」(780円)もある。 昼食時には、アドボなどの日替わりの肉料理に、ガーリックライスやサラダなどを添えた「フィリピン プレート」(680円)がよく出るという。こうしたフィリピン料理やデザートを楽しむためだけに訪れる人も多い。 同様の店舗では、昨年11月に開店した、ニュージーランドの観光と食を紹介する「ニュージーランド トラベルカフェ六本木店」がある。運営会社のトラベルカフェ(横浜市)によると、一つの国を取り上げた店を、今後さらに10店前後出す予定という。 旅行会社のカウンターとカフェが一体になっているのが東京・原宿にある「トラベルカフェ ブリス」。オーナーの古閑(こが)信宏さんは旅行業の免許を取得しており、ツアーや航空券などの申し込みもできる。「旅行帰りのお客さんも多く、これから旅行に出かける人と情報交換できる点は、他店にないメリット」と語る。 メニューにはアジアの料理が多い。「アジアンライス」(840円)は、インドネシアなどで「ナシゴレン」と呼ばれるアジア風焼き飯。ウコンを使った黄色いターメリックライスに、豚のひき肉や野菜が添えられている。 あっさりしたライスと一緒に食べると、肉の甘味が引き立つ。辛さが好きな人は、インドネシアの唐辛子ソース「サンバル」をつけると、ぴりっとした刺激が楽しめる。 同店は、月替わりで国や地域を選び、その食や音楽、風景などを特集している。4月は東欧のアルバニアを取り上げる予定だ。 (2007年3月15日 読売新聞)
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