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猛暑の体癒やす かき氷

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ケースに並んだ様々な具を選んで、自分好みのチェーを作ることもできる(「チェーカフェ」で)=高橋はるか撮影
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仙草のゼリーなどが入った「ヘルシーチェー」(左)と、緑豆や白花豆が入った「お豆のミックスチェー」(「チェーカフェ」で)=高橋はるか撮影

黒米、豆、マンゴーお好みで

 猛暑の続くこの季節に、心身を癒やしてくれるかき氷。最近、海外からも新たな味が紹介されるようになり、その種類が多彩になってきた。素朴な豆、甘いミルク、あっさりした茶。好みの味を探してみては?(斎藤圭史)

 東京・江古田のベトナム料理店マイマイに特設された「チェーカフェ」。9月30日までの毎週日曜日(8月19日は休業)、ベトナム風かき氷を販売している。

 かき氷は、豆や芋、果物などを砂糖と一緒に煮て作るベトナムのおやつ「チェー」に、砕いた氷を入れたもの。シロップやココナツミルクで味を付ける。チェーはそもそも温かい食べものだが、夏場は冷やしたり、氷を入れたりして食べる習慣があるという。

 店長の足立由美子さんは「おいしく、健康的な食べ物なのに、日本ではあまり知られていない。もっと、その存在を知らせたいと思って、カフェを始めました」と言う。

 お薦めは、黒米、タピオカ、ベトナムで親しまれている薬草(仙草)のゼリーなどが入った「ヘルシーチェー」。カロリー控えめで、さっぱりとした味わいだ。緑豆や白花豆、小豆などがたっぷり入った「お豆のミックスチェー」は、夏ばて気味で食欲の無いときによさそう。氷や具をかき混ぜて食べるのが現地風という。

 10種類ほどある具材から好みの6種類を選び、オリジナルかき氷を作ることもできる。価格はいずれも700円。

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牛乳などを凍らせた塊をかき氷器で細かく砕く(「雪花の郷」で)=池谷美帆撮影

 アイスクリームのような、かき氷のような不思議なスイーツを販売しているのは、東京・秋葉原の「雪花(しぇーほあ)の郷(さと)」。牛乳などを凍らせたものを、かき氷器で細かく砕いているのが特徴だ。ふんわりとした真っ白な“氷”は、なるほど雪の花のよう。台湾で発祥したことから、台湾風かき氷とも呼ばれ、最近、日本でも注目されている。

 同店の一押しは、一口大のマンゴーを添えて、たっぷりとマンゴーソースをかけた「金銀財宝」。ほどよい甘さで、想像していたよりもあっさりとした味だ。

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ほうじ茶の香りが漂うシロップをたっぷりと(「しもきた茶苑大山」で)

 コーンフレークとチョコレートソースをかけた「落葉の詩」、きな粉とゴマをかけた「おでかけライダー」なども人気。いずれも500円。

 日本の味を楽しむならば、東京・下北沢の「しもきた茶苑大山」。10月初旬まで、かき氷ほうじ茶(500円)が食べられる。器の底から頂上まで20センチはありそうな、こんもりとした氷の量に圧倒される。

 驚いたのはシロップ。毎日、店でいっている新鮮な茶と氷砂糖で作ったシロップは、入れ立てのお茶のように香り高い。同店の大山泰成さんは「暑い夏場にも、お茶を楽しんでほしいと思って作りました」。ほうじ茶のほか、抹茶(同)も用意。現在、煎茶(せんちゃ)、玄米茶のかき氷も商品化を目指しているそうだ。

2007年8月16日  読売新聞)
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