イオン「超安売り店」構想消費者の低価格志向に対応流通大手のイオンは5日、新業態の「超安売り店」を出店する検討に入った。メーカー品の半額程度の自主企画商品(プライベートブランド=PB)で急成長している欧州企業をモデルに、「これまで日本になかった」(首脳)安売り店舗を構想している。総合スーパー中心の拡大戦略の見直しを図っており、その一方策として、消費者の低価格志向に対応する店舗開発を急ぐ構えだ。 イオンが参考にするのは、欧州で「ディープ・ディスカウンター」「ハード・ディスカウンター」と呼ばれる超安売り業態だ。 最大手の独アルディや独リドルは、日本の平均的なスーパーの4分の1程度の売り場面積の500平方メートル程度の店舗で、1店舗当たりの従業員は数人という。品ぞろえは加工食品を中心に1000品程度に絞り込んでおり、日本の中型スーパーの10分の1程度だ。この体制で、大手メーカー品より3割から5割程度安いPB商品を販売する。 イオンはこれまで、消費者の低価格志向への対応として、価格をメーカー品より2〜3割安く抑えたPB「トップバリュ」の品ぞろえを増やしてきた。08年2月期単体決算では、売上高に占めるPBの割合が8・6%となっている。 新業態でもPB中心の品ぞろえになるとみられ、今後、店舗の規模や具体的な参入時期を詰める方針だ。 (2008年8月6日 読売新聞)
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