イオン、漁協から直接取引…格安で鮮魚調達・漁師手取り増へイオンは14日、漁業協同組合から直接、鮮魚を買い付ける「直接取引」を始めると発表した。市場などの中間流通を通さないことで、イオンは安く魚を仕入れることができる一方、燃料高騰で苦しむ漁業者にとっても所得の支援につながるという。 小売り大手が漁協との直接取引で鮮魚を本格的に調達・販売するのは国内で初めてだ。 第一弾として、島根県の「漁業協同組合JFしまね」から、16日に水揚げされた魚を直接買い付け、17日に大阪、京都、島根、鳥取などの約60店で販売する。 イオンは仕入れ価格を最大で約10%削減できるという。水揚げから店頭に並ぶまでの時間も、市場取引に比べて1日から1日半、短縮できるという。 今後は市場での鮮魚調達を中心としながら、他の漁協とも協力し、全国に直接取引を拡大したい考えだ。少なくとも1か月に1回程度、直接取引による大規模な調達・販売を行う構想だ。 従来、小売業者は長年の商慣行として市場を通じて鮮魚を調達している。直接取引は、産地直送フェアなどのごく限られたイベントの際に行われるだけだったが、今回、漁業者の手取りを増やしたい漁協側と思惑が一致した。 (2008年8月15日 読売新聞)
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