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バレンタインデー、百貨店などチョコ買い求め多くの客

東北6県の果物などを使った「ル・コルドン・ブルー」のチョコ(高島屋横浜店で)

 バレンタインデーに向け、神奈川県内百貨店などの売り場には13日、チョコレートを買い求める多くの女性客が詰めかけた。

 東日本大震災後に家族や友人の大切さが見直されたこともあり、今年は「本命チョコ」以外に、友人や同僚などに贈る人が多いという。そごう横浜店では、例年より1人当たりの購入数が増えており、遠方の友人にプレゼントするため、配送を依頼する人が昨年より2割以上増えている。特に岩手県や宮城県などの被災地に送る人が目立っているという。

 高島屋横浜店では、特設会場「アムール・デュ・ショコラ」に約100店舗が集結。震災を受けて日本の素晴らしさを見直そうと、抹茶や日本酒など国内の素材が多くのブランドで取り入れられている。売り上げの一部が被災地に寄付される商品も登場している。

 売れ筋は2000円以上の高級チョコで、洋菓子販売責任者の山下聡さんは、「大切な人に良い品をあげたいという思いが強くなったのでは」と分析している。

 横浜初出店の高級チョコレート店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のチョコを選んだ鎌倉市の会社員小野優子さん(28)は、「震災後、いつ何が起きるかわからないと思うようになった。せっかくの機会に、大切な人においしいものをあげたい」と笑顔で買い求めていた。

2012年2月14日  読売新聞)
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