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    予選会展望

    体幹トレ改善、故障者減/明大

     第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が15日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロのコースで行われる。

     上位10校が得られる出場権をかけ、50校が午前9時35分にスタート。本大会での上位も視野に入れる明大や留学生エースを擁する日大、神奈川大などが上位通過を狙う。前回の予選会で10秒差で落選した国士舘大、88回連続出場のかかる中大の走りも注目される。(平野和彦、西口大地)

    強豪シード落ち

    • 直前に迫る箱根駅伝予選会に向けて練習する明大の選手たち(4日、東京都世田谷区で)=片岡航希撮影
      直前に迫る箱根駅伝予選会に向けて練習する明大の選手たち(4日、東京都世田谷区で)=片岡航希撮影

     近年の箱根駅伝で優勝候補に名を連ねてきた明大が、前回大会はまさかの総合14位でシード落ち。今回、8年ぶりの予選会に挑む。

     前回大会は1、2区に4年の横手健(富士通)、木村慎(ホンダ)の2本柱を並べ、2区終了時点で4位と好スタートを切った。ところが、3区のルーキー坂口裕之が直前に痛めた左でん部を悪化させ、区間最下位の20位とブレーキ。5区を走った当時3年の籔下響大きょうたもオーバーペースがたたり、区間20位に沈んだ。往路の17位から復路は9位と盛り返したが、シード圏は遠かった。

     西弘美監督は「5、6位に入る力はあったが、誤算が大きな痛手となってしまった」と振り返る。従来の取り組みを見直し、2013年箱根王者の日体大を支えた原健介トレーナーを招請。おざなりだった体幹トレーニングの正しいフォームや意識付けを再確認し、故障者が減ったことで、順調に強化が進んでいる。

     巻き返しを図るチームの中心は、箱根で屈辱を味わった2人だ。最上級生となった籔下は、5月の関東学生対校選手権ハーフマラソンで3位入賞。故障が長引いた坂口も7月に5000メートルで13分45秒73の自己ベストを記録し、「自分がエースになるという心構えは変わらない」と頼もしい。

     7月のU20世界選手権5000メートル代表の阿部弘輝ら新人の加入もあって戦力は充実したが、予選会の怖さを知る指揮官は「120%を出そうと思わず、普段通り走ることが大事」と強調。総合力を冷静に発揮すれば、箱根路は見えてくる。

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    2016年10月14日 11時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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