文字サイズ

    神奈川大「エース育成」で12年ぶりにシード権

    箱根駅伝特集ページはこちら
    • 8区を力走する神奈川大の大塚倭
      8区を力走する神奈川大の大塚倭

     長いトンネルをようやく抜けた。

     箱根駅伝で12年ぶりにシード権を取った神奈川大の大後栄治監督は、「やっとスタートラインに立てた」と喜びをかみ締めた。

     6区の鈴木祐(3年)、7区の中平(4年)がともに区間4位と好走。「自信を持って走れた」という8区の大塚(3年)は、区間2位でたすきをつないだ。この3人でタイムを稼ぎ、9、10区で逃げきる想定通りの展開。往路6位から順位を上げ、16年ぶりに5位に入った。

     躍進の秘密は、「エースの育成」だった。今大会は1区の山藤やまとう(2年)から5位でたすきをもらった鈴木健主将(3年)が、「花の2区」で区間賞に輝きトップに躍り出た。往路での大健闘で、復路の選手は、自分を見失いがちなシード圏ギリギリの戦いに巻き込まれることもなかった。

     1997、98年に2連覇を果たしたチームの新たな幕開け。目標が再び「優勝」に変わる日も近いかもしれない。(大野展誠)

    2017年01月03日 21時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP