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    選手紹介

    中大・中山、2週連続で自己ベスト「2区を走る覚悟を持っています」

    • 5000メートルで自己ベストを大幅に更新した中大・中山(スポーツ報知)
      5000メートルで自己ベストを大幅に更新した中大・中山(スポーツ報知)

     箱根駅伝予選会(14日、東京・立川市)で3位通過し、2年ぶり91回目の本戦出場を決めた中大は21日、埼玉・鴻巣市立陸上競技場で行われた平成国際大長距離競技会5000メートルに出場し、20キロ個人で日本人2位の8位に入ったエース格の中山顕(3年)が13分53秒07で日本人2位の5位と健闘した。また、日本人トップの4位に入った長野・佐久長聖高の中谷雄飛(3年)は日本高校歴代5位の13分47秒22の好記録をマークした。

     予選会の激闘から1週間。2週連続のレースで自己ベストを20秒42更新した中山に対し、藤原正和監督(36)は「中大のエースになった。箱根駅伝では2区を任せたい」と“花の2区”起用を内定した。指揮官から厚い信頼を寄せられる中山は「歴代の中大のエースの先輩に比べれば僕はまだまだエースとは言えませんが、2区を走る覚悟を持っています。区間5位を目標に走りたい」と意欲をみなぎらせた。

     埼玉・伊奈学園総合高出身の中山の高校時代5000メートル自己ベストは15分8秒。「1校からも誘いはなかった」ため、学業に力を入れて指定校推薦で中大法学部に入学した。1年時は選手寮に入れず、近隣のアパートで独り暮らしを続けながら力を蓄えた。「高校時代には自分が5000メートルで13分台を出せるとは想像していなかったが、今は行けるところまで行きたいと思って強気のレースを心がけています」と話す。

     箱根駅伝後の来年2月には東京マラソンに初挑戦する予定。世界陸上マラソン日本代表3回の経験を持つ藤原監督は「苦しいところで踏ん張れる。もしかしたら、こういう選手が世界で戦えるのかもしれない」と中山の潜在能力を高く評価する。たたき上げの努力家が中大復活の鍵を握っている。

    (スポーツ報知)

    2017年10月21日 20時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun