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    戦力分析

    神奈川大…20年ぶり頂点 狙う

    • 20年ぶりの優勝へチームを引っ張る神奈川大の鈴木健吾
      20年ぶりの優勝へチームを引っ張る神奈川大の鈴木健吾

     1997、98年に箱根駅伝を連覇した実力校が、近年の低迷を脱し、一躍優勝候補に名乗りを上げた。

     大黒柱は3年生だった昨季から主将を務める鈴木健吾(4年)。前回2区歴代8位の快走で12年ぶりのシード権獲得となる総合5位の核となったエースは、今季もユニバーシアード大会ハーフマラソン銅メダルなど実力を発揮。駅伝シーズンは故障明けの出雲は欠場したが、全日本ではアンカーでトップを奪い、チームを20年ぶりの優勝に導いた。

     前回の箱根で1区5位と好走した山藤やまとう篤司(3年)は、今季も1区のスペシャリストとして出雲2位、全日本4位と安定感が光る。前回の箱根で6区4位の鈴木祐希(4年)、全日本5区区間賞の越川堅太(2年)ら頼もしい準エース格もそろい、昨年のU20(20歳未満)世界選手権3000メートル障害代表の荻野太成(同)が今季出雲と全日本に出場するなど、新戦力も台頭してきた。

     久々の全日本制覇後も大後栄治監督は「まだ東海大や青学大と比べると力が足りない」と語り、今季掲げる「往路優勝、総合3位以内」の目標は変えなかった。だが、20年ぶりの頂点は十分射程に入っている。

    2017年11月20日 16時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun