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    コールドプレスジュースとスムージー ◎サラダーマン(札幌市中央区)

    有機野菜 体にチャージ

    • コールドプレスジュース(右)とスムージー。コールドプレスジュースはこのほかビーツ主体の「レッド」、ケールとホウレン草が入る「グリーン」がある
      コールドプレスジュース(右)とスムージー。コールドプレスジュースはこのほかビーツ主体の「レッド」、ケールとホウレン草が入る「グリーン」がある

     夏バテ、していませんか? 北海道には珍しく蒸し暑い日が続いているが、こんな時は野菜のパワーで心と体に元気をチャージしたい。

     昨年9月、札幌の地下鉄東西線西18丁目駅の近くにオープンしたオーガニック・グロッサリー「サラダーマン」は、北海道産を中心に全国の有機栽培の野菜を販売する専門店。店内には土付きの野菜、色鮮やかな野菜がずらりと並んでいて、眺めているだけで楽しく、元気をもらえる。野菜は1個から購入できるのが、何よりうれしい。

     「8月に入り、ようやく北海道産の種類がそろってきました」と笑顔を見せるのは、代表の伊藤大世さん。以前は多忙な会社員だったが、愛犬の死をきっかけに体や食を見つめ直し、そこで出合ったのがオーガニック野菜だった。現在の野菜の仕入れ先となる「北海道有機農業協同組合」で働きながら知識を身につけ開業。サラリーマンからサラダーマンへ。「かつての自分のように、忙しさで体を気遣えない世代に利用してほしい」と話す。

     伊藤さんが思うオーガニック野菜の魅力は、「農薬や化学肥料に守られた“過保護”な環境で育っていないので、野菜本来の生命力を感じられる」ことだという。例えば、大玉トマトは単に甘いだけではなく、酸味とのバランスがよく昔懐かしい味わい。ヘタの香りを嗅げば、深い緑の香気に思わず目を閉じる。

     野菜ソムリエの資格を生かし、テイクアウトでサラダや野菜ドリンクも提供している。野菜をゆっくり圧搾することで栄養を壊さない「コールドプレスジュース」、食物繊維が豊富な「スムージー」、生アーモンドを搾った話題の「ナッツミルク」など、気軽に野菜をとれる点でも人気だ。

     特にコールドプレスジュースの「オレンジ」は、土付きで入荷する北海道産ニンジン1本分を使う。甘味も強いが香りも豊か。ショウガの辛味もいい。

     スムージーはその日で使う葉野菜が異なるが、この日は小松菜が主役。キウイフルーツ、皮ごと加えるレモンももちろんオーガニック。力強い味わいが体に染み渡り、単純だが元気が出てきたような気がする。

     (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住 所】 札幌市中央区南1西18 キャトルセゾン1階(東向き) (電)011・839・9888

    【営業時間】 午前11時~午後7時(土曜は午後5時まで)。日曜休。不定休あり。

    【主なメニュー】 コールドプレスジュース486円~、スムージー432円、ナッツミルク378円~(いずれも200cc)。大玉トマト(100グラム)80円、ニンジン(100グラム)70円、ヤングコーン(1本)70円

     ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2016年08月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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