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    フルーツカレー ◎MARUYAMA La Fraise(札幌市中央区)

    甘酸っぱさ ルーと調和

    • フルーツカレーとミニサラダ。楽しく味わい、体も喜ぶ組み合わせ
      フルーツカレーとミニサラダ。楽しく味わい、体も喜ぶ組み合わせ

     カレーの上に生のフルーツがトッピング。初めて見た時は衝撃的だったが、食べてみると、あら不思議、意外なおいしさを発見した。

     地下鉄円山公園駅直結の商業施設「マルヤマクラス」に今月オープンした「マルヤマ ラ・フレイズ」は、八百屋の思いが詰まったカフェである。その八百屋とは、同館1階に店舗を持つ「フレッシュファクトリー」のこと。全国の生産現場を訪ね、確かな技術と思いを持つ生産者から野菜とフルーツを仕入れている。味はもちろん、日持ちが良く、主婦から料理人まで幅広く支持を集める青果店なのだ。

     「八百屋が吟味した、“今日食べておいしい”野菜とフルーツを少しずつ、いろんな種類を楽しんでいただけるカフェです」と、ラ・フレイズ店長の池田昌隆さんは話す。

     その思いを表すように、メニューには「野菜だしの具だくさんスープ」「今日のパフェ」「季節のフルーツのフレンチトースト」など野菜と果物を使った多彩な料理とスイーツが並ぶ。

     先に挙げた「フルーツカレー」もその一つ。フルーツの種類は日によって異なるが、冬は熟れたカキ、シャインマスカット、イチゴなど8種ほどが皿を彩る。

     恐る恐る頬張ると、スパイシーでコクのあるカレールーに、フルーツの酸味や甘味が調和する。種類によって、バランスや味わいが異なるのも面白い。

     考えてみると、マンゴーやリンゴなど、果物と香辛料を合わせた調味料「チャツネ」は、カレーに欠かせない名わき役。決して奇をてらったわけではない。フルーツ料理の可能性を、試してみてはいかが。

     ちなみに、野菜をたっぷり使ったカレーも用意している。また、野菜だけで満足満腹になる「八百屋とハム屋のサラダ」や「バーニャカウダ・プレート」も人気が高い。

     店内は、ビタミンカラーを取り入れた明るくポップな色遣いが印象的。キッズルームもあるので、子連れでもゆっくりできる。

     身近な存在の野菜とフルーツだが、ここでは新たな提案や知られざる魅力に出会えそうだ。

     (文・小西由稀 写真・山本顕史)

    【住 所】 札幌市中央区南1西27 マルヤマクラス3階 (電)011・590・0608

    【営業時間】 午前11時~午後9時(オーダーストップは1時間前、年末年始は変動あり)、休みは施設に準じる

    【主なメニュー】 フルーツカレー1400円、野菜だしの具だくさんスープ600円、今日のパフェ1000円、季節のフルーツのフレンチトースト1400円、八百屋とハム屋のサラダ1000円

    ※メニュー、価格などは変更されている場合があります。

    2016年12月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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